Beauty Column

アートメイクができない人とは?注意したらできる場合などもご紹介します

眉毛やアイライン、リップなど、メイクした状態を長期間維持できることで注目を集めているアートメイク。
アートメイクに興味があり、施術を受けようか迷っている方も多いのではないでしょうか?

しかし、アートメイクを受けられない可能性があります。
それでは、どのようなケースだと施術を断られるのでしょうか?

今回の記事では、アートメイクを受けられない人の条件を紹介します。
この記事を読むことで、施術を受ける前に注意すべきポイントが理解できるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。

アートメイクができない人とは?

アートメイクができない人は存在するのでしょうか?結論から述べると、アートメイクは全ての人が受けられる訳ではありません。

以下に該当する方は施術を断られる可能性があります。

・妊娠・授乳中の方
・重度のアレルギーがある方
・18歳以下の未成年の方
・血液疾患や内科疾患のある方
・通院や薬を服用している方
・施術部に怪我をしている方
上記に該当する方は、カウンセリングで施術できるかどうか判断してもらう必要があります。
施術によって影響が出る可能性があるので、必ず申告するようにしましょう。

妊娠・授乳中の方

妊娠・授乳中の方は施術を避けた方がよいでしょう。
妊娠・授乳中はホルモンバランスが崩れやすいので、肌がデリケートになっている可能性があります。

そのような状態でアートメイクを受けてしまうと、ダウンタイムの症状が悪化したり、なかなか傷口が治らなかったりするため、注意が必要です。

加えて、妊娠・授乳中の麻酔使用は危険性が伴います。
施術の痛みに麻酔なしで耐える必要があるので、そのこともしっかりと覚えておきましょう。

重度のアレルギーがある方

重度のアレルギーがある方は、アートメイクを受けられない可能性があります。
特に金属アレルギーをもっている方は施術が危険と判断されるケースがあります。

アートメイクで使用するインクには、わずかですが金属成分が含まれており、このインクを皮膚に入れることにより、アレルギー反応が生じることがあるのです。

また、アレルギー反応の出やすさは体調によっても左右されます。
施術を受けられるかクリニックの担当者に判断してもらいましょう。

18歳以下の未成年の方

アートメイクを受けられないケースとして、18歳以下の未成年の場合が挙げられます。
アートメイクに年齢制限は設けられていないものの、リスクが伴う行為であるため、未成年の方は断られる可能性があるのです。

未成年の場合は保護者の同意が求められることがあります。
未成年でアートメイクを受けたいという方はクリニックに一度問い合わせてみましょう。

また、アートメイクにどのようなリスクが伴うか理解することが大切です。

血液疾患や内科疾患のある方

血液疾患や内科疾患のある方がアートメイクの施術を受ける場合、危険性が伴うので注意が必要です。
例えば、糖尿病や心臓病などに該当する方は施術を断られることがあります。

そのような場合は、血液疾患や内科疾患の治療薬を服用している方がほとんどですが、アートメイクの施術でもダウンタイムを軽減させるために薬が処方されることがあるため、飲み合わせを考慮しなくてはいけません。

また、血液の流れを良くする薬を飲んでいる方は、施術中の出血が止まりづらくなる可能性があります。

血液疾患や内科疾患以外の場合でも通院や薬を服用している方は、クリニックと相談することが重要です。

施術部に怪我をしている方

施術部に怪我をしている場合、怪我が完治するのを待つ必要があります。
アートメイクは針などでインクを入れていくため、怪我の状態が悪化する可能性があるのです。

アートメイクは基本的に数回施術を重ねますが、施術後は針による傷が治るのを待ってから次の施術を行います。

このことからも施術部に怪我をしている方はアートメイクを受けられない可能性があるので、クリニックで肌の状態を判断してもらいましょう。

アイラインアートメイクができない人

アイライン アートメイク 下

アートメイクの中でも人気の高いアイライン。
しかし、眉毛や唇と比べて、できる人に限りがあります。
アイラインアートメイクを受けられないケースがあるので確認していきましょう。

目元の手術をしたばかりの人

目元の手術を実施した方は、アイラインアートメイクを断られる可能性があります。
眼瞼下垂や瞼の形成、注入系の手術など、直近で手術を受けた方は注意しましょう。

目元の皮膚は非常にデリケートになっており、手術後はより一層ダメージを受けやすい状態になっています。

そのため、目元の手術後しばらく時間が経過してから、アイラインアートメイクの施術を受けるようにしましょう。

花粉症で、施術が花粉の飛散時期に該当する人

花粉症の方が花粉の時期にアイラインアートメイクを受けることは推奨されていません。
花粉症で目元が痒くなった際、無意識のうちに擦ってしまう可能性があるためです。

施術後に目を擦ってしまうと、傷口から細菌が入ったり、ダメージを加えたりする可能性があります。

そのため、花粉症の方は花粉が飛びやすい時期を避けることをおすすめします。
大事な部分なので、念のために備えましょう。

アートメイクのできない人で金属アレルギーやアトピー持ちの場合は?

金属アレルギーやアトピーをもっている方は、絶対に施術を受けられないという訳ではありません。
パッチテストを実施して問題がないようだったら、アートメイクを実施できる可能性があります。

パッチテストとは、微量のインクを注入して問題がないか確認するテストです。
パッチテストでアレルギー反応の有無を判断することができます。

ちなみに、パッチテストの結果が出るまで72時間程度かかるので、予約をする際に事前にパッチテストを受けたい旨を伝えておくとスムーズでしょう。

アートメイク後にMRI検査はできない?

アートメイク後にMRI検査を受けられないと耳にした方もいるのではないでしょうか?MRI検査とは、強力な磁石と電波を使用して健康状態を確認するための検査です。

かつでは、アートメイクのインクに金属が含まれている関係で、MRI検査中に灼熱感を感じるケースがありました。
そのため、MRI検査に影響が及ぶことを認知し、検査を受ける前にアートメイクを受けた旨を伝えることが重要です。

しかし、これらは10年以上前の話なので、現在はほとんどのケースにおいて、MRI検査が受けられます。

まとめ

今回の記事では、アートメイクを考えている方に向けて、アートメイクができない人の事例を紹介しました。
アレルギー反応が生じる可能性がある、もしくは施術によって皮膚の状態が悪化する可能性がある場合は、施術を断られるケースがあります。

また、今回紹介した条件に該当しない場合でも皮膚の状態や健康の状態によっては受けられない可能性があるので、クリニックでしっかりと判断してもらうことが大切です。
アートメイクはリスクが伴うため、安全性を確認できた状態で施術を受けるようにしましょう。

アートメイクができない人に該当しなかった場合は、アートメイクをすることができます。
アートメイクには、化粧が不要になったり、すっぴんでも自信を持てたり良いことがたくさんあります。

気になっている人はぜひ当院のカウンセリングにお越しください。
アートメイクのリスクもお伝えしながら、しっかりとご提案をさせていただきます。

この記事の監修者
エムビューティクリニック 理事長 長宗我部 真侑
プロフィール
  • 平成23年3月 東海大学医学部医学科卒業
  • 平成25年3月 順天堂大学医学部附属順天堂医院 臨床研修医修了
  • 平成28年3月 順天堂大学大学院医学研究科博士課程修了
  • 平成28年4月 順天堂大学医学部 助教
  • 平成30年5月 医療法人社団順真会理事長就任
カウンセリング専用ダイヤル
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