「アートメイクは危険性が高いって本当?」「アートメイクにはどのようなリスクがあるの?」と疑問をお持ちの方も少なくありません。
アートメイクはメイクの手間を省くことができますし、すっぴんの状態でもメイク後の顔をキープできるため、多くの人が注目しています。
一方でアートメイクには傷や炎症などの危険性があるため、事前にデメリットについて理解しておくことが重要です。
今回の記事では、アートメイクの危険性について説明します。
この記事を読むことでアートメイクを受けるクリニックを選ぶ際に、注意すべきポイントを理解できるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。
アートメイクの危険性はどれくらい?
アートメイクの危険性は高いのでしょうか?結論から述べると、アートメイクの危険性は高いとは言えませんが、リスクや副作用が生じる可能性も否めません。
例えば、小さい傷跡が残ったり、炎症や腫れが悪化したりなど、皮膚に何かしらのトラブルが見られることがあります。
他にも、イメージとは異なる仕上がりになった、効果がすぐに切れてしまったなど、アートメイクで起こり得るリスクについて理解を深めることが大切です。
なお、アートメイクでよく見られる失敗に関しては、以下の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
アートメイクのリスク・副作用
アートメイクにはどのようなリスク・副作用があるのでしょうか?ここでは、特に注意すべきリスク・副作用を紹介します。
すぐに除去できない
アートメイクが気に入らず除去したい場合でも、すぐに除去できないことを留意しておきましょう。
除去の施術を行えるのは、傷口が治ったタイミングです。
アートメイクの施術後しばらくは傷口が残っているため、かさぶたが自然に取れるまでは除去することはできません。
また、アートメイクを除去するには2〜3回施術が必要になります。
それぞれの施術の傷口の様子を見ながら回数を重ねていくため、完全に除去できるまで2〜3ヶ月程度かかると考えておきましょう。
抜けやすい人もいる
アートメイクの効果が持続する期間は、個人によって大きく異なります。
一般的にアートメイクの効果が薄れるのは1〜3年ほどと言われていますが、中には1年経たないうちに効果が薄れてしまう人もいるのです。
効果が薄れたときの対処法について事前に確認することが大切です。
どうしても、個人差が激しいものにはなるため、一回目で抜けやすかった場合に二回目は濃いめに入れてくれるクリニックだとより良い結果になるでしょう。
また、クリニックが修正に対応してくれるかアフターフォローについても確認するとよいでしょう。
口唇ヘルペスの再発
アートメイクの施術を受けたことで、口唇ヘルペスを発症するリスクがあります。
口唇ヘルペスとは、単純ヘルペスウイルスが感染することで引き起こされる、痛みを伴う水ぶくれのことです。
リップにアートメイクを施すと、唇全体が荒れてしまい、免疫力が低下してしまいます。
免疫力が低下するとウイルス感染を起こしやすくなり、口唇ヘルペスを発症しやすくなるのです。
口唇ヘルペスになった場合、基本的に抗ウイルス薬を使用して治療を行います。
そのままの状態で放置してしまうと、ダメージが加わり跡が残ってしまう可能性があるので注意が必要です。
※アートメイクをしたら、必ず口唇ヘルペスになるわけではありません。
アートメイクのデメリット
メイクの手間を省ける便利なアートメイクですが、デメリットもいくつか存在します。
ここでは、どのようなデメリットがあるか紹介します。
施術後1週間は施術部位のメイクが出来ない
アートメイクの施術後1週間は、施術部位にメイクができないことを覚えておきましょう。
アートメイクした部分はデリケートな状態になっているため、不衛生な手で施術部位に触ったり、メイクのブラシなどによって細菌が入ったりすると、感染症を起こす可能性があるのです。
そのため、アートメイクを受けるタイミングを慎重に考えないと、メイクができずに困るシーンが生じてしまいます。
また、傷が治るタイミングは個人差があるので、施術の日程を決める際はダウンタイムを長めに見てスケジュールを考えることをおすすめします。
MRI検査が受けられない場合がある
アートメイクを受けると、MRI検査が受けられない可能性が生じます。
MRI検査とは、「Magnetic Resonance Imaging」の略で、磁石と電磁波を使用した精密検査のことです。
稀なケースですが、MRI検査を受ける際にピリピリとした感覚を覚える人が存在します。
これはアートメイクに使用するインクに微量の金属が含まれているためです。
MRI検査を受ける際は、事前にアートメイクを受けていることを申告するのが一般的です。
しかし、現在は染料も変わっているため、MRI検査が受けられるケースがほとんどで、多くは受けられないような結果にはならないので、ご安心ください。
セルフアートメイクは危険性が高い?
セルフアートメイクの危険性、およびリスクとして主に以下のものが挙げられます。
セルフアートメイクは絶対に行ってはいけません。
✔皮膚にダメージを残してしまう
✔失明の恐れがある
✔思い描いたとおりに仕上がらないことが多い
セルフアートは針などを使用して皮膚にインクを注入する行為なので、皮膚にダメージを与えてしまいます。
ひどい場合だと傷口が残ったり、色素沈着を起こしたりする可能性があるのです。
また、目元のアートメイクだと失明のリスクを視野に入れなくてはいけません。
施術実績のある、信頼性の高い専門のクリニックであれば、失明に及ぶまでの大きな事故が起きる可能性は低くなりますが、信頼性の低い美容サロンなどで施術を受けてしまうと、危険性が高まります。
さらに、担当者とのイメージのすれ違いによりアートメイクが理想通りに仕上がらないことがあるため注意が必要です。
無資格者が施術する違法サロンもあるので注意!
アートメイクを実施しているサービスの中には、違法サロンも存在するので、クリニック選びの際は慎重になる必要があります。
アートメイクは医療行為なので、無資格者が施術を担当することは許可されていません。
資格や知識、スキルが不足している人に担当されてしまうと、トラブルが発生する可能性が高まります。
また、アートメイクを実施しているタトゥー屋も存在しますが、アートメイクとタトゥーはインクを入れる深度が異なり、リスクやデメリットも変わってきますので、タトゥー屋でアートメイクを受けるのは避けてください。
危険性を抑える為にもクリニックをしっかり選ぶ
アートメイクの危険性を軽減させるためには、クリニック選びを慎重に行うことが重要です。
安さやアクセスの良さなどの条件だけで選んでしまうと、後悔する可能性があります。
以下でクリニックを選ぶポイントを紹介するので、確認していきましょう。
クリニックの選び方のポイント
ここでは、クリニックの選び方のポイントを紹介します。
専門知識や施術実績の多さ
専門知識や施術実績のあるクリニックを選ぶようにしましょう。
たとえ医療機関であっても、施術の経験が少ないと不安感が残ります。
公式ページなどで実績や症例写真、施術内容について確認できることがほとんどなので、クリニックを選ぶ際に確認するようにしましょう。
また、公式ページだけでなく口コミサイトやブログなども参考にすることをおすすめします。
クリニックの中には情報を盛って掲載しているところもあるためです。
カウンセリングやアフターケアの充実度
クリニックによってカウンセリングやアフターケアの制度が異なります。
公式ページや問い合わせなどでカウンセリングやアフターケアの内容を確認して、どれくらいのサポートを受けられるか確認することが大切です。
例えば、アフターケアを一切行っていないクリニックの場合、施術後に起きたトラブルに対応してもらえない可能性があります。
また、カウンセリングもアートメイクのメリットだけでなく、リスクや副作用について説明してくれるクリニックを選びましょう。
金額ではなく仕上がりを重視
金額だけでなく、仕上がりを重視することをおすすめします。
クリニックを選ぶ際、コストだけで判断してしまうと、自分の思い通りの仕上がりを実現できない可能性があるのです。
公式ページなどでは仕上がりイメージなどが掲載されています。
自分のイメージする仕上がりと近いか、どのアートメイクに強みを持っているかなどを判断してください。
加えて、理想的な仕上がりにするには、どれくらいの回数通う必要があるのか、どれくらいの期間がかかるか確認しておくとよいでしょう。
まとめ
今回の記事ではアートメイクに興味がある方に向けて、アートメイクの危険性について説明しました。
アートメイクは毎朝メイクをする手間をなくしストレスを軽減できるため、注目を集めている美容法です。
しかし、アートメイクは肌に色素を入れる行為であるため、危険性が伴います。
さらに、クリニックによっては無資格の人が施術を担当する違法サロンも存在するので、異様に値段が低い場合や、信頼性に疑いがある場合は、そこで施術を受けないことが重要です。
エムビューティクリニックでは、デメリットやリスクをしっかりと開示した上で、施術を行います。
まずは話を聞いてみたいというかたちで大歓迎です。
まずはカウンセリング予約よりご相談ください。