美しい状態を保つことができるアートメイクですが、施術後にアフターケアをする必要があることをご存じですか?
アートメイクは肌に施術を行う繊細なものだからこそ、施術後も最新の注意を払う必要があります。
今回はアートメイクのアフターケアについてご説明していきます。
施術後に起こる症状やアートメイクの経過についても一緒にご紹介していきますので、アートメイクを行う方は事前に確認してみてください。
アートメイクの施術後ってどうすればいい?
アートメイクとは、皮膚のとても浅い部分に色素を入れる技法のことです。
アイブロウやアイライン、リップなどの施術をすることで、メイクなしでも整ったパーツを手に入れたりメイク時間を短縮したりすることができます。
基本的には2~3回の施術を経て、2~3年間アートメイクをした状態が保てると言われています。
アートメイクは医療行為に認定されており、個人差はありますが施術後1週間はダウンタイムがあると言われています。
その期間は特に過ごし方に気をつける必要があり、しっかりとしたアフターケアを行うことが求められます。
- アートメイク後にアフターケアが必要な理由としては、大きく分けて次の2つが挙げられます。
- ✓アートメイクの色素を落とさないため
- ✓肌トラブルのリスクを減らすため
1つ目の理由はアートメイクの色素を落とさないためであり、アートメイクの仕上がりを綺麗に保つことに繋がります。
2つ目の理由は肌トラブルのリスクを減らすためであり、アートメイクによって起こってしまう副作用を防止する効果があります。
アートメイクの施術後は気をつけるべきことが多く大変かもしれませんが、より良い状態を保つためにも意識してアフターケアを行うようにしましょう。
アートメイクのアフターケア方法
具体的にアートメイクの施術後はどのようなことを行えば良いのでしょうか。
アートメイク施術後のアフターケア方法についてご説明していきます。
※アフターケア方法はクリニックよって異なる可能性もありますので、アートメイクを行ったクリニックの指示に従うようにしてください。
ワセリンなどで保湿する
アートメイクの色素が落ちないように施術部位を守ったり、肌トラブルの可能性を低くしたりするためにワセリンなどで保湿しましょう。
アートメイクを行ったクリニックから処方されることが大半ですので、スタッフの指示に従って塗布してください。
施術部分のメイクは控えて刺激を与えない
アートメイクの施術箇所からメイク用品の粒子などが入り込み肌トラブルが起きやすくなってしまいますので、施術後のメイクは控えましょう。
当院では肌トラブルのリスクを減らすため施術後1週間のメイクはしないようにお伝えしています。
また、擦るなどして強い刺激を与えてしまうと色素の定着に支障をきたしますので気をつけるようにしてください。
施術部位を水に濡らさない
アートメイクの施術後は色素が定着しておらず落ちやすい状態であるため、水に濡れてしまうと色素が洗い流されてしまう可能性があります。
洗顔やクレンジングは施術箇所が濡れないように注意して行うようにしましょう。
また、お風呂でシャワーをする際は水に濡れやすいですので、特に気をつけるようにしてください。
かさぶたができたり腫れたりしても触らない
アートメイクの施術部位はかさぶたができたり腫れたりすることがあります。
気になるためかさぶたを取りたい方もいるかもしれませんが、色素が落ちることに繋がりますので触らないようにしてください。
かさぶたも腫れも数日間が経てば自然に治るものですが、腫れに関しては衛生的なガーゼを冷やしたものを優しく当てるのは効果的です。
ピーリング効果があるものを使わない
ピーリングとは肌の古い角質を取り除く角質ケア方法です。
肌のターンオーバーを活性化させるため、アートメイクの施術後に行ってしまうと色素を排出することに繋がります。
少なくとも施術後1ヶ月間はピーリング効果があるものを避けた方が良いでしょう。
運動・入浴・サウナ・飲酒などを控える
色素が落ちやすいことの1つに代謝をあげる行為があります。
代謝の上がりやすい運動や湯船への入浴、サウナ、飲酒などはアートメイク後はできるだけ控えるようにしてください。
直射日光を浴びない
アートメイクにとって紫外線も避けるべきものの1つです。
直射日光を浴びてしまうと肌トラブルや色素が色あせする原因になることがあるため、紫外線対策は重要になります。
アートメイク直後は施術部分に日焼け止めを塗ることが難しいので、日傘を用いたり外にいる時間を減らしたりして対策してください。
アートメイク施術後に起こる症状
アートメイクの施術後1週間はダウンタイムが起きやすくなっています。
ご紹介するような症状が出ることもありますので、クリニックのスタッフなどに事前に確認するようにしてください。
赤みや腫れ
アートメイクは肌に少なからずダメージを与えるため、赤みや腫れが起こりやすいです。
特に施術直後や翌日などになりやすく、不衛生な手で触ったり掻いたりしてしまうとより悪化してしまう可能性があります。
できるだけ直接は触らず、清潔なガーゼなどを冷やして優しく当てるなどして対処するようにしましょう。
かゆみとかさぶた
肌に刺激を与えるアートメイクは施術後にかゆく感じることがあります。
また、施術後数日するとかさぶたできることがあり、この際にもかゆみを感じやすいです。
その部分を擦ったりすると悪化したりアートメイクが落ちたりするため、クリニックから処方されたワセリンなどを塗って数日間待つようにしてください。
アレルギー
アートメイクに使われている染料は公的に認証された安全なものですが、微量の金属が含まれている影響でまれにアレルギー反応を起こす方がいます。
アレルギーを持っている方は、事前のカウンセリングでアートメイクアーティストに相談するようにしてください。
アートメイクの経過
アートメイクは施術直後と数日が経った後では少し違った印象になります。
アートメイクの経過をご説明していきますが、個人差がありますので目安程度に思っておきましょう。
施術直後
アートメイクの施術直後は肌が熱を持ちやすく、赤く腫れることもあります。
しかし、むやみに触ると悪化してしまう恐れもありますので、クリニックからの注意事項を良く聞き、処方されたワセリンなどを塗って対処しましょう。
1~3日目
ターンオーバーで色素が前に押し出されていき、アートメイクを濃く感じやすいです。
施術直後やアートメイクのイメージ図などと比べて濃い仕上がりであっても、徐々に薄くなっていきますので現時点で心配する必要はありません。
4~5日目
個人差や施術部位による違いもありますが、4~5日目はかさぶたができることが多くその影響もあって施術箇所が不自然に見えてしまうことがあります。
気になるかもしれませんが、触ったり取ろうとしたりせずに自然に剥がれ落ちるのを待ちましょう。
1週間後
メイクなどが解禁される1週間後はかさぶたが取れはじめる時期です。
かさぶたが取れることに伴って、アートメイクが施術直後と比べて薄く感じるようになります。
アートメイクは1週間経つとほぼ完成と言っていい仕上がりになることが多いです。
1ヶ月以上後
施術が上手く完了していれば、アートメイクが1ヶ月以上後でも1週間後とほぼ同じ状態で残っています。
ただし、アートメイクは基本的に1回の施術では色素が定着しにくいため、施術が1回目の方はこの段階で色素が薄くなりすぎている可能性もあります。
より理想の状態に近づけたい方は、施術から1ヶ月以上の期間を空けて2回目の施術を行うと良いでしょう。
まとめ
今回はアートメイクのアフターケアについて詳しくお伝えしてきました。
アートメイクのアフターケアは、色素を落とさないためと肌トラブルのリスクを減らすために行う必要があります。
アフターケア方法としては、ワセリンなどで保湿すること、施術部分のメイクは控えて刺激を与えないこと、施術部位を水に濡らさないことなど様々なものがありますので、クリニックのスタッフの指示に従って適切に行うようにしましょう。
当院は高い技術力を持ったスタッフが在籍し、ナチュラルな仕上がりのアートメイクを実現するクリニックです。
新宿区に位置するため通いやすく、徹底したアフターケアやランク別料金システムの導入などによって安心してアートメイクを行える環境を整えています。
事前のカウンセリングは無料で行っていただけますので、アートメイクをお考えの方は、エムビューティクリニックまでご相談ください。