すっぴんでも美しい状態で保ってくれるアートメイクですが、値段が安くはないために自分で行いたいと思っている方もいるようです。
しかし、セルフアートメイクはとても危険な行為であり、絶対に自分で行ってはいけません。
今回はセルフアートメイクがダメな理由や失敗した時に起こりうることを通して、セルフアートメイクのリスクについてお伝えしていきます。
アートメイクは自分でやらないで!セルフアートメイクがダメな理由
本来、アートメイクは自分で行えるようなものではありません。
ここでは、セルフアートメイクがダメな理由を詳しくご説明していきます。
アートメイクはそもそも医療行為
日本においてアートメイクは医師法第17条 によって医療行為と定められています。
そのため、アートメイクの施術は医療機関で医師またはその指示の下で看護師のみが行え、これらに当てはまらない自宅などでの施術は法律違反です。
現時点でのセルフアートメイクは違法行為であるため、そもそも行ってはいけません。
アートメイクは高い技術が必要
アートメイクは骨格や顔のパーツに合わせて施術する必要があり、高い技術が求められます。
メイクをせずに整った状態にできるのがアートメイクの利点であるはずですが、技術が足りなくて失敗してしまえば元も子もありません。
美しい仕上がりのアートメイクにするためには、クリニックで高い技術を持つアートメイクアーティストに行ってもらうのが一番です。
アートメイクは簡単には消せない
セルフアートメイクで失敗しても消せばいいと思っている方もいるかもしれませんが、アートメイクを消すのには様々な弊害があります。
アートメイクを消す際にはレーザーや除去用の薬などを用いますが、肌へのダメージが大きいことに加えて除去にかかる時間やお金も膨大です。
また、毛が生えなくなったり、炎症が起きたりなどの副作用も考えられます。
皮膚障害や感染症のリスクが高い
セルフアートメイクは安全性がとても低く、施術後の痛みや腫れ、患部の化膿など様々な症状が起こる可能性があります。
また、これらの症状が出た際に医療知識がなければ適切に対処できないという事態にも繋がります。
アートメイクは染料や器具の質、消毒など様々なことが考慮されているクリニックだからこそ行うことが可能です。
質の高い染料や器具を使えない
クリニックで行われるアートメイクでは、専門家が安全性や機能などを吟味して選んだ道具を用いて施術を行っています。
しかし、市販されているものには品質が不確かなものが多く、専門知識がない状態で選べるものではありません。
例えば、悪質な染料を用いた際には、自分でアートメイクを行った後で変色したり肌に異常が出たりと様々な問題が生じる可能性が高いです。
正しいアフターケアができない
アートメイクは施術後のアフターケアが大切であり、クリニックでの施術時には詳しく説明があります。
セルフアートメイクをすると自己判断になるため、適切なアフターケアを行えないかもしれません。
クリニックでのアートメイクは、施術前のカウンセリングからアフターケアまでしっかりと行ってくれるため安心です。
※アフターケアついてより詳しく知りたい方は、アートメイクの施術後はどうする?アフターケアの方法やアートメイクの経過についてご説明をご覧ください。
関連記事:「アートメイク 術後」
セルフアートメイクが失敗したらどうなる?
国民生活センター によると、2006年から2011年までにアートメイクの危害・危険に関する相談が121件あり、その95%が医師免許を有しない者が行った施術によると思われる事例でした。
アートメイクの失敗としては具体的に以下のような事例があります。
感染症や失明などの可能性
クリニックよりも不衛生な環境で行われるセルフアートメイクは、雑菌などが入り込み感染症が起きやすいです。
また、目元を施術する際に誤って角膜などの眼球を傷つける恐れもあります。
最悪の場合には失明する可能性もあり、セルフアートメイクに大きなリスクが伴っていることがお分かりいただけるはずです。
痛みや腫れが引かない
アートメイクは肌へのダメージが大きいため、施術後に痛みを感じたり腫れたりすることがあります。
ダウンタイムの期間を過ぎてもこれらが治らない場合は、何らかの異常が出ている可能性が高く、仕事や私生活に支障をきたすこともあります。
知識不足などによって適切な対処をすることが難しいセルフアートメイクでは、これらの問題が発生しやすいです。
強いアレルギー反応が出る恐れがある
染料には様々な成分が配合されており、それらに対してアレルギー反応が出ることがあります。
例として、市販の染料には金属が含まれていることも多く金属アレルギーが起きる可能性があるようです。
クリニックで行うアートメイクでもアレルギーの可能性はゼロではありませんが、医師が迅速に対処してくれるため自分で行うよりも格段に安心感があります。
全体のバランスが変になる
アートメイクは高い技術が必要であるため、経験の乏しい方が行うセルフアートメイクでは、かえって顔全体のバランスが変になることがあります。
また、失敗してアートメイクを消したいと思っても、時間も費用もかかるため簡単にできるものではありません。
アートメイクは失敗した後の対処が難しいため、適切な方法によって適切な場所で行うことが求められます。
染料が変色することがある
セルフアートメイクをするために市販されている染料の購入を検討している方もいるかもしれません。
市販の染料は皮膚に入れても安全かどうかの証明がされているものが少ないことに加え、低品質なものが多いです。
そのため、アートメイクをした後に変色してしまったり、あらゆる肌トラブルの原因になったりする可能性もあります。
関連記事:「アートメイク 失敗」
安全なアートメイクをクリニックで!
様々な理由からセルフアートメイクは行うべきではありません。
アートメイクはクリニックで安全に施術してもらうようにしましょう。
アートメイクの特徴
そもそもアートメイクとは皮膚のとても浅い箇所に色素を入れることで、まるでメイクをしたような仕上がりにする技術のことです。
アートメイクは自分でメイクする負担を減らしたり、すっぴんでも美しい状態を保てたりするため女性にとって様々なメリットがあります。
アートメイクができる部位
アートメイクでは眉毛を始め、リップやアイラインなどを施術することが可能です。
また、通常のメイクでは難しいほくろを入れることもでき、開運効果を得たり見た目の印象を変えたりすることもできます。
アートメイクの値段と施術回数
都内最安級である当院を例にアートメイクの値段と施術回数をご紹介していきます。
値段 | |
---|---|
眉毛(2回) | 85,800~ |
リップ(2回) | 162,800 |
アイライン上(2回) | 118,800 |
ほくろ(1か所) | 11,000 |
アートメイクは1回の施術では色素が定着しにくいため、2回以上の施術を行うのが一般的です。
クリニックを選ぶポイント
満足度の高いアートメイクをするためにはクリニック選びが重要です。
クリニックを選ぶポイントについて確認していきましょう。
クリニックの施術実績を調べる
アートメイクはアートメイクアーティストの技術力によって仕上がりが左右されます。
ほとんどのクリニックではホームページやインスタグラムに施術例を上げているため、事前に見ておくようにしましょう。
事前の準備とアフターケアがしっかりしているか確認する
美しいアートメイクを手に入れるためには、施術前後の取り組みが大切になります。
カウンセリングやデザインの共有、アフターケアがしっかりしているかを対話などで見極めるようにしましょう。
料金形態を把握する
アートメイクは基本的に2回以上の施術が求められますが、それを知らずに施術を行うと結果的に高い値段になりかねません。
料金が何回分なのか、指名料があるかなど、料金形態を事前に把握するようにしましょう。
また、医療ローンなどができる場合もありますので、支払方法を合わせて確認しておくとより安心です。
※アートメイクで失敗しないクリニックの選び方についてより詳しく知りたい方は、アートメイクで失敗すると大変なことに…?リスクや注意点、クリニックの見つけ方をご紹介をご覧ください。
関連記事:「アートメイク 値段」
まとめ
今回はセルフアートメイクのリスクを中心にお伝えしてきました。
アートメイクは医療行為であり、医師や看護師以外の施術は認められていません。
また、高い技術が必要であるため失敗しやすく、失明や感染症などの危険性もあります。
安全で美しい仕上がりのアートメイクをするのであれば、適切なクリニックで施術をすることが大切です。
当院では高い技術力を持ったスタッフによる高水準の技術を体感していただくことが可能です。
また、痛みが少なく衛生的な施術でありながら、都内最安級の価格を実現しております。
さらに無料のカウンセリングを行っておりますので、安全安心なアートメイクに興味のある方はエムビューティクリニックまでご相談ください。