アートメイク後は肌が不安定な状態になっており、様々な行動が制限されます。
洗顔も制限される行動の1つであり、再開時期と正しい洗顔方法などを抑えておく必要があります。
今回はアートメイク後の洗顔について紹介していきます。
アートメイク後の洗顔で注意すべき理由や正しい洗顔方法など、アートメイク後の洗顔で抑えるべきポイントをまとめています。
アートメイクをした人だけでなく、これからする予定の人も、事前準備として参考にしてみましょう。
Contents
アートメイク後はいつから洗顔して平気?
洗顔は肌を清潔にするために大切ですが、アートメイク後は気をつけなければなりません。
ここでは、アートメイク後の洗顔はいつからできるのか、なぜ洗顔が制限されるのか理由について解説します。
施術直後の洗顔はNG
洗顔で汚れを洗い流したい人もいるかもしれませんが、アートメイクをした直後は洗顔が推奨されてはいません。
アートメイクは皮膚の浅い部分に色素を入れる関係で、通常の肌の状態とは異なっています。
いつから洗顔が解禁されるのか疑問に思うかもしれませんが、大抵の場合は翌日から洗顔することが可能です。
アートメイク直後に洗顔できない理由
施術直後の洗顔ができない理由を詳しく知りたい人も多いことでしょう。
それでは、アートメイク直後に洗顔できない理由を説明していきます。
色素が落ちるのを防ぐため
アートメイクをした直後は色素が肌に定着しておらず、洗顔をすることで、色素が水に流されてしまいます。
そうなると、想定よりも薄くなったり、まばらに色が入ったりして仕上がりに影響してしまいます。
これを防ぐためにも、アートメイク直後は洗顔を含む刺激を避けることが求められます。
肌ヘの刺激を避けるため
微細な針で肌を刺激するアートメイクでは、施術直後は肌が敏感な状態になっています。
この状態の時に肌が刺激されると、ダメージが蓄積され肌トラブルにつながります。
洗顔は肌への刺激の1つであるため、アートメイク直後に行うと、肌トラブルを悪化させる恐れがあります。
洗顔はアートメイク1週間後がおすすめ
アートメイク後は翌日から洗顔が可能だと伝えてきましたが、肌への負担を考えるのであれば、できれば1週間後まで待つのがおすすめです。
アートメイクの施術後は肌が弱っており、肌トラブルになりやすい状態が7~10日程度続きます。
この期間はダウンタイムと呼ばれており、万全を期すのであればこの期間が過ぎてから洗顔を行いましょう。
アートメイク後はお風呂やメイクもダメ?
アートメイク後に制限される行動として、洗顔以外にもお風呂やメイクが挙げられます。
しかし、代謝を上げないためにお風呂ではなくシャワーなら可能であり、施術箇所の刺激に気をつけながらであれば、体を洗うことができます。
メイクに関しては、肌への刺激となったり不衛生の原因になったりするため、施術後しばらくは控えておく必要があります。
ダウンタイムが終わる1週間前後を目安に、特に施術箇所へのメイクは止めた方が良いでしょう。
アートメイク後の正しい洗顔方法
アートメイク後は肌が弱っているため、肌の負担を避けるためにも洗顔を正しい方法で行う必要があります。
それでは、アートメイク後の正しい洗顔方法を確認していきましょう。
施術箇所を水に濡れないようにする
アートメイクの施術後すぐは、色素が水で流れ落ちてしまうことがあります。
このため、洗顔する前には施術箇所をワセリンで保護し、水に濡れないようにしておきましょう。
ワセリンを使用する際には、摩擦などの刺激に十分に気をつけるようにしましょう。
洗顔料が付かないようする
洗顔料には少なからず肌を刺激する成分が含まれており、アートメイクをした箇所には悪影響です。
ラップやワセリンで水を防いでいても不十分となる可能性があるため、洗う際にも意識して付かないようにしておきましょう。
また、もし付着しても刺激が少なくなるように、低刺激の洗顔料を選んでおくと安心です。
優しく水気を取る
洗顔が終わった後は、水分をしっかりと拭き取り肌に水気が残らないようにします。
肌を刺激するのは厳禁ですので、タオルを軽く当てるようにして、優しく拭き取ることを心がけましょう。
ワセリンなどで保湿する
洗顔をしたまま放置するとかえって乾燥しやすくなるため、洗顔後にはワセリンなどで保湿することが求められます。
多くの場合、アートメイク後にはクリニックからワセリンが処方されるため、なくなるまでは基本的に処方されたものを使用しましょう。
保湿は肌を守るために必要な行為のため、ワセリンがなくなっても市販品を購入するなどして、保湿を続けるようにするとなお良いでしょう。
もし洗顔してしまったら?
施術後の洗顔は推奨されていませんが、誤って洗顔をしてしまったという人もいるかもしれません。
もし洗顔をしてしまった場合の対処法を事前に抑えていきましょう。
擦らないように気をつけながら水を拭く
洗顔をしてしまったら、まずは水分を拭き取ってあげる必要があります。
肌が塗れたまま放置してしまうと、雑菌が繁殖したり、水分が蒸発して肌が乾燥しやすくなったりします。
もし洗顔をしてしまったら、肌を擦らないようにして、優しくタオルを当てて水気を取るようにしましょう。
ワセリンで肌を保護する
色素がこれ以上流れ落ちないように、そして肌トラブルを防ぐためにも、施術箇所にワセリンを塗っていきます。
固形タイプのワセリンは体温で温めることで、伸ばしやすくなり肌馴染みが良くなります。
清潔にした後で、手に少しの時間置いてから、適量のワセリンを塗るようにしましょう。
肌に異常を感じたら必ず医師に相談する
アートメイク後の洗顔は肌トラブルを悪化させる可能性があり、炎症やかゆみなどが長引くことがあります。
このため、応急処置した後で、それでもなお肌に異常を感じる場合には、すぐにクリニックに行きましょう。
医師に診てもらうことで、これ以上の肌トラブルの悪化を防ぎ、改善する方向に向かうはずです。
アートメイク後に洗顔する際の注意点
刺激になるアートメイク後の洗顔では、いくつかの注意点を守る必要があります。
それでは、アートメイク後に洗顔する際の注意点を抑えていきましょう。
刺激が少ない洗顔料を使う
洗顔は肌の刺激になることがあるからこそ、洗顔料も刺激の少ないものを選ぶ必要があります。
刺激の少ない洗顔料の例としては、以下のものが挙げられますので、参考にしながら、自分の肌に合うものを選ぶようにしましょう。
- 敏感肌用のもの
- 添加物がないもの(香料・着色料など)
- 弱酸性のもの
- アミノ酸系の洗浄剤が使われているもの
スクラブ入りやピーリング効果があるものは避ける
アートメイクの色素は、ターンオーバーが促進されることで、排出されやすくなります。
このため、ターンオーバーを促す効果がある、スクラブ入りやピーリング効果があるケア用品は控える必要があります。
ダウンタイム中はもちろんのこと、その後でも施術箇所には触れないように意識することがおすすめです。
洗顔や顔を拭く際は擦らない
洗顔後は肌を拭くためにタオルを当てると思いますが、この時にゴシゴシと擦ってはいけません。
また、摩擦をはじめとした刺激は、肌への負担となり肌トラブルに繋がる可能性もあります。
顔を拭く際には、タオルを軽く押し当てるようにして肌を刺激しないように気をつけましょう。
アートメイク後の洗顔は要注意!
今回はアートメイク後の洗顔に関する情報を伝えてきました。
アートメイクをした直後は、色素が落ちたり肌トラブルが起きたりするため、洗顔をすることができません。
洗顔は翌日から可能ではありますが、推奨されてはおらず、できるだけ施術箇所を濡らさないことが求められます。
アートメイクの施術後は、洗顔を含む自分の行動に特に気をつけ、肌を守るようにしましょう。
エムビューティクリニックでは、経験豊富なスタッフがカウンセリングを行い、不安なく施術を行えるようにサポートしております。
施術自体も有名クリニック出身のスタッフを中心に、技術力のあるアートメイクアーティストが担当いたします。
事前カウンセリングには料金がかからないため、アートメイクで疑問のある人は、お気軽にご相談ください。