失敗しない眉毛の整え方とは?美眉のプロがコツを伝授
メイクの仕上がりや顔の印象を左右する眉毛。
上手に眉毛を整えることで、より一層綺麗で垢抜けた顔に近づくことが出来ます。
そこで今回は、初心者でも失敗しない眉毛の整え方をご紹介します。
自分に合った眉の形は?まずは眉の黄金比をご紹介
眉毛を整える際は、ただカットすれば良いわけではありません。
自分に合った眉の形に合わせて整えることで、最終的な仕上がりに大きく影響します。
眉頭・眉山・眉尻の黄金比が人それぞれ違うのをご存じですか?
ここではその黄金比の探し方をご紹介します。
- ・眉頭は「目頭の真上、延長線上」から始める
- ・眉山は「白目の終わり、目頭から2/3のあたり」につくる
- ・眉尻は「小鼻と目尻の延長線上」に来るようにする
まずは眉を整える道具を用意しましょう
道具紹介
- ・眉毛用ハサミ
- ・眉毛用コーム
- ・フェイス用シェーバー
- ・毛抜き
- ・アイブロウペンシル
初めての方はここから!一般的な眉のカット、整え方講座
必要な道具を揃えたら、さっそく整えていきましょう。
まず最初にアイブロウペンシルで自分の黄金比に合わせてポイントとなる印や線を書きます。
この印に沿って整えると、初心者でも失敗が少なくなるのでおすすめです。
印をつけたら、眉毛周りの余分な毛をフェイス用シェーバーで整えます。
特に瞼や目尻下は丁寧に処理しましょう。
瞼付近の毛を整えるだけで、明るく見える効果があります。
また、眉尻が太いと全体的にボサボサな印象を与えてしまいます。
眉尻は細くすることを心掛けて剃りましょう。
剃り切れない毛があれば、毛抜きで抜きましょう。
過剰に毛抜きを使うと、目の周りの皮膚がたるむ原因になることもあります。
できるだけシェーバーで整えて、毛抜きは必要最低限だけの使用を意識してください。
ここからは、眉毛の濃さ別に整え方をご紹介します。
濃い眉毛の方向け
濃い眉毛の方は、眉毛の長さをカットすることで全体的に軽い印象になります。
まず眉頭の毛を下から押さえて、眉上のラインからはみ出た毛をカットします。
次にコームを使って眉中の毛を斜め下に押さえ、眉下のラインからはみ出た毛をカットします。
眉毛全体を短くカットしてしまうと、横から見たときに違和感があったり、一部がハゲてしまったりする恐れがあります。
そのため、カットは眉頭と眉中の部分だけに留めましょう。
薄い眉毛の方向け
眉毛が薄い方は、輪郭がはっきりするように整えることを意識してください。
特に眉尻下や、眉山など、輪郭周りに生えている産毛をラインに沿って綺麗に処理しましょう。
産毛の処理を丁寧に行うことで、薄い眉毛でも形をはっきりさせることが出来ます。
✓自分の黄金比に合わせて整える
✓必要最低限の眉毛だけカットすることで、違和感なく仕上がる
✓眉毛の輪郭を意識して無駄な産毛を丁寧に処理する
関連記事:「眉毛 薄い」に関する記事はこちら
自然な眉のメイク方法を伝授!書き方講座
眉毛をカットして土台を整えたら、次はメイク方法を確認しましょう。
眉毛の形によって印象は変わりますが、今回は基本のナチュラルな眉に絞ってご説明します。
ナチュラルな眉を表現するメイクのコツをご紹介
ナチュラルな眉を表現するためのポイントを4つご紹介します。
スクリューブラシを使って毛流れを整える
眉頭は下から上に、残りは外側に向かって整えましょう。
このひと工夫があることで、ムラ防止や書きやすさが大きく変わってきます。
ペンシルで毛を付け足す様に書く
眉山から眉尻にかけて、ペンシルで毛を付け足すように書きます。
ポイントは眉頭にペンシルを使わないことです。
眉頭にペンシルで書いてしまうとバランスが悪くなってしまいます。
眉毛は眉尻にかけて濃くすることを意識しましょう。
パウダーをのせる
ペンシルで輪郭を整えたら、隙間を埋めるようなイメージで眉山から眉頭にかけてパウダーをのせていきます。
ムラが出来ないよう注意してください。
眉マスカラで毛の色を調節する
眉尻から眉頭まで毛の流れに逆らうようにして塗りましょう。
眉頭は上向きに梳かすように塗ることで立体感が生まれます。
最後に眉頭以外の毛流れを整えて完成です。
忙しい朝には時短眉メイク!抑えるべきコツをご紹介
眉毛の書き方は工程が多く、忙しい朝には手間だと感じる方もいるのではないでしょうか。
そこで、忙しい朝などに活用できる時短眉メイクをご紹介します。
パウダーと眉用ブラシを活用する
ペンシルやリキッドを使うと、自分に合う形を探すまでに時間がかかってしまいがちです。
パウダータイプのアイブロウを眉用ブラシで塗ると、ブラシの幅が太さの基準になるため、太さに差が生じにくくなります。
また、修正などの手間も省けるため時間短縮につながります。
眉用ティント
事前に眉毛用ティントを使うことで、皮膚に色を定着させて手間を省く方法です。
そこまで濃い発色にならないティントが多いため、愛用する方が増えているようです。
ですが、失敗すると想定以上に眉毛が太くなってしまう恐れもあります。
不安な方は少しずつ塗るのがポイントでしょう。
よくあるお悩みにプロが解答!
メイクの持ちが悪く、キープできない
眉メイクが落ちてしまい悩んでいる方は意外と多いです。
まずは、眉メイクをする前にパウダーで肌をサラサラな状態にしましょう。
油分などが残ったままメイクすると、崩れの原因になってしまいます。
また、ペンシルやパウダーに比べてリキッドが一番落ちにくいため、眉尻などに使用してみるのもおすすめです。
それでもメイクが落ちてしまう場合は、「アイブロウジェル」を使用してみましょう。
トップコートのような役割を果たしてくれるアイテムです。
中にはウォータープルーフタイプもあるため、汗をかきやすい時期にも活用できるのでおすすめです。
理想の眉が書けない
上手く眉が書けない人は、使い方や手順に原因があるかもしれません。
- ・眉頭から書き始めている
- ・一つのアイテムで仕上げようとしている
- ・顔のバランスを意識していない
この3つに当てはまる方は、以下のことに気を付けましょう。
まず、眉頭から書き始めている人は、眉尻から書き始めるようにしましょう。
眉尻を一番濃い色にすることで全体のバランスが整います。
次に、一つのアイテムで仕上げようとするとうまくいかないことがあります。
時間に余裕があるときは、何種類かのアイテムを使用して丁寧にメイクすることを意識してみてください。
最後に、顔のバランスを意識せずに書いている方は、眉毛の黄金比を確認しながら書くようにしましょう。
慣れるまでに時間がかかってしまうかもしれませんが、慣れると失敗することなく眉毛を完成させることが出来ます。
✓眉メイクは毛流れを意識する
✓忙しい朝は時短眉メイクを活用しよう
✓うまく眉毛が書けないときはひと工夫で解決!
関連記事:「眉用 ティント」に関する記事はこちら
毎日のメイクいらずで理想の眉に!?人気のアートメイクをご紹介
ここまで眉毛の整え方とメイク方法をご紹介してきました。
眉毛の整え方や理想の眉毛の書き方など、眉毛を綺麗に見せるポイントは複数ありますが、やはり、眉毛を綺麗にメイクするのは非常に手間がかかりますよね。
お泊りやプールで眉毛が気になる方も、中には多いのではないでしょうか。
そんなお悩みを簡単に解決してくれる、最近話題のアートメイクについてご紹介します。
眉毛のアートメイクとは皮膚表面に色素を入れる施術方法で、自然な仕上がりが評判で話題になっています。
タトゥーや入れ墨とは違い、1年から4年ほどで消えるので手軽に行うことが出来ます。
アートメイクは医療行為となるため、探す際は医師免許を持ったスタッフがいるか必ず確認しましょう。
眉毛のアートメイクのメリットは大きく3つあります。
- ・眉メイクが苦手でも理想の形を保てる
- ・メイクの手間を大きく省ける
- ・眉毛の薄さをカバーできる
上記以外にも多くのメリットがあります。
施術の痛みは少ないと言われていますが、人それぞれ違うため、まずはカウンセリングに行ってお話を聞いてみることをおすすめします。
今回は眉毛の整え方・黄金比・メイク方法・アートメイクについてご紹介しました。
ご自身のライフスタイルに合わせて、美眉を手に入れましょう。