メイクをしたような美しい状態を長期間保つことができるのがアートメイクです。
しかし、せっかくアートメイクをしたにもかかわらず、1回目の施術後すぐに消えた経験をした方もいるのではないでしょうか。
今回はアートメイクの1回目が薄かったり消えたりする点について詳しくご説明していきます。
施術後の経過や2回目の間隔、アフターケアなども合わせてご紹介していきますのでアートメイクをする際の参考にしてみてください。
Contents
アートメイクとは?
アートメイクは医療行為であり、皮膚の浅い部分に色素を入れることでメイクをした後のような綺麗な状態を作り上げる施術です。
特に眉毛のアートメイクでは1本1本の毛並みを表現することできるため、すっぴん時でもナチュラルな美しい眉毛を手に入れることができます。
また、メイク落ちすることがなく毎日のメイクの負担が減ることにも繋がります。
アートメイク1回目は薄い?すぐ消える?
長期間持つことがアートメイクのメリットの1つであるはずなのに、1回目にすぐ消えることはあるのでしょうか。
ここでは、アートメイクの持ちに加えて1回目がすぐ消える理由と施術回数についてお伝えしていきます。
アートメイクの持ち
一般的にアートメイクはおよそ1~3年の間持ち、徐々に薄くなっていくものだと言われています。
ただし、個人差があり体質などで薄くなりにくい方やすぐ消える方など人によってアートメイクが持つ長さは様々です。
アートメイクの持ちはあくまでも目安程度に捉えておくようにしましょう。
1回目がすぐ消える理由と施術回数
アートメイクの持ちは約1~3年と言われているにもかかわらず、なぜ1回目の施術後にすぐ消えると噂されているのでしょうか。
それはアートメイクの色素が1回では入らないことが関係しています。
皮膚の浅い部分に入っている色素はターンオーバーによって徐々に排出されるのですが、1回目の施術後は身体が染料を異物と感じ排出しようとするため特に色素が落ちやすくなっています。
そのためアートメイクは2回以上の施術が必要であり、これら約1~3年の持ちは2回以上の施術完了後を指しています。
アートメイク施術後の経過と2回目の間隔
アートメイクはダウンタイムなどがあるため、クリニックでの施術が終わってすぐに完成というわけではありません。
ここではアートメイク施術後の経過と2回目の間隔をお伝えし、アートメイクが完成する過程について確認していきます。
※アートメイクの経過には個人差があります。
施術直後
アートメイクの施術直後は肌が特に敏感になっており、赤みが出たり腫れたりしやすいと言われています。
特に1回目の施術では明るめの色素を使用しているため、濃く感じる方も多いようです。
1~3日目
傷がふさがりかさぶたを形成する過程で眉毛の色がより一層濃く見えるのが1~3日目です。
まだまだ肌が敏感な状態であり赤みなどが残っていることが多いため、クリニックに指示されたアフターケアをしっかりと行うようにしましょう。
4~5日目
かさぶたができ始めるのが4~5日目です。
かゆみなども生じることがあり触りたくなる方も多いかもしれませんが、アートメイクの仕上がりに支障が出てしまいますのでしばらくの間は我慢するようにしてください。
1週間後
ダウンタイムが終了しアートメイクが完成するのがおよそ1週間後です。
かさぶたが取れるのと同時に色素も落ちてしまい、1回目の施術後は薄い仕上がりになります。
2回目の施術予約を行い、美しい仕上がりのアートメイクを手に入れるようにしましょう。
アートメイク2回目(およそ1ヶ月後)
アートメイク1回目の施術後すぐに2回目の施術を行ってしまうと、肌に大きな負担をかけることになります。
そのため、1回目の施術から約1ヵ月程度の時間をおいてから2回目の施術を行うようにしましょう。
アートメイクのリタッチ
アートメイクの美しい状態をより長く保つのであれば、リタッチと呼ばれる修正を行うのがオススメです。
リタッチに行く目安としては、アートメイクが完成してから約1年後です。
ただし、アートメイクの持ちには個人差があるため自分が薄くなったと感じるタイミングでクリニックを訪れることをオススメします。
関連記事:「アートメイク 術後」
アートメイク施術後に起こる症状
アートメイクの施術後およそ1週間はダウンタイムと呼ばれる期間です。
その際には以下のような症状が現れることがありますので、事前に把握しておくようにしましょう。
赤みや腫れ
アートメイクの施術後は肌に負担がかかっており、赤みが出たり腫れたりすることがあります。
これらの症状が出た場合には、悪化させないためにも患部を触ったり温めたりしないようにしてください。
また、赤みや腫れが気になる際は保冷剤を清潔なガーゼでくるみ、それを患部に優しく当てて対処するようにしましょう。
かさぶたとかゆみ
アートメイクは肌を少なからず傷つけるため、施術部位にかさぶたができます。
また、かさぶたができる過程でかゆみが生じることも多く、思わず患部を触りたくなってしまう方も多いようです。
しかし、施術部位を触ってしまうと症状が悪化したり、アートメイクの色素が落ちたりしてしまいます。
かさぶたやかゆみは時間経過で良くなることがほとんどですので、正しいアフターケアを行い治るのを待つようにしましょう。
アレルギー
滅多に起こることはありませんが、染料に金属などが含まれるため稀にアレルギー反応が起きることがあります。
もし、アレルギーの症状が出た場合にはすぐにクリニックを受診するようにしてください。
関連記事:「アートメイク 経過/かさぶた」
アートメイクを定着させるためのアフターケア
施術後1回目のアートメイクは落ちやすいと言われていますが、適切なアフターケアを行うことでそれを多少は防ぐことができます。
それでは、アートメイクを定着させるためのアフターケアをご紹介していきます。
ワセリンなどで保湿する
施術後は特に色素が落ちやすい状態であるため、処方されたワセリンなどを使って保湿しアートメイクが落ちるのを防ぎましょう。
また、ワセリンなどので保湿は敏感になっている肌のダメージを抑え、肌トラブルを防止する働きもあります。
毎日のケアとして保湿を続けることでアートメイクの持ちをよくすることにも繋がるため、ダウンタイム期間中はもちろんその後も保湿し続けるのがオススメです。
シャンプーなどで施術部分を刺激しない
アートメイク施術後の敏感になっている肌はシャンプーなどの刺激にも過剰に反応してしまいます。
ワセリンなど処方された軟膏で施術部位を保護してからシャンプーを行うようにしましょう。
また、施術箇所が刺激されると肌トラブルになったり色素が落ちたりするため、基礎化粧品が入らないようにするなど対策してできるだけ刺激しないように心掛けてください。
ダウンタイム期間はメイクしない
肌が特にデリケートになるダウンタイム期間中は様々なことが制限されますが、施術箇所へのメイクもその内の1つです。
アートメイクの施術で傷ついた部分から化粧品の粒子が入り込むと、肌トラブルの原因になりかねません。
1週間~10日前後でメイクが解禁となりますので、その期間は施術箇所のメイクを我慢するようにしてください。
紫外線対策を行う
アートメイクの色素は太陽の光を浴びることで色素沈着や変色の恐れがあり、アートメイクの仕上がりを変えてしまいます。
また、日焼けした肌はターンオーバーを促進して色素の排出を促す作用があるとも言われています。
アートメイクを美しい状態でキープするためにも、紫外線対策をしっかりと行うようにしましょう。
飲酒・運動・サウナなどを控える
代謝を上げることに繋がる過度の飲酒・過度の運動・サウナなどの行為はアートメイクの色素の定着を妨げます。
また、体温が上がることで炎症やかゆみの原因となる可能性も否定することができません。
施術後1週間は代謝を上げる行為はなるべく避けるようにしてください。
アートメイクを薄くする方法はある?
およそ1~3年程度で自然に薄くなると言われるアートメイクですが、失敗の可能性などを考えると人工的に薄くする方法を事前に知っておきたい方もいるかもしれません。
先にお伝えすると、アートメイクを薄くしたり消したりする方法は存在しています。
レーザーや除去用の特殊な薬などを用いることで消すことができますが、アートメイクを入れるよりも時間とお金がかかるためオススメはできません。
また、色素を落としやすくする方法としては、ターンオーバーを早めたり施術部位に刺激を与えたりすることが挙げられます。
しかし、肌に負担をかけることに繋がりますので基本的には自然に薄くなるのを待つ方が良いでしょう。
まとめ
今回はアートメイクの1回目が薄かったり消えたりする点について情報をまとめてきました。
アートメイクの色素は1回の施術では定着しないため、1ヵ月以上の期間を空けて2回目の施術が求められます。
色素定着のためにはアフターケアが大切ですので、しっかりと行うようにしましょう。
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また、患者様に安心して施術を受けていただけるように施術後のアフターフォローも充実させております。
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