眉毛の手入れを行った後、剃り跡が気になったことがある方もいるのではないでしょうか?
できれば剃り跡を目立たなくしたいという思いを抱えている方も多いことと思います。
今回は剃り跡が目立つ理由や剃り跡を隠す方法、正しい剃り方など眉毛の剃り跡に対処する方法をお伝えしていきます。
また、失敗しない眉毛にできるアートメイクもご紹介しますので、参考にしてみてください。
眉毛の剃り跡をなくしたい!
せっかく眉毛のお手入れをしたにもかかわらず、剃り跡が残ることを残念に思う方も少なくないはずです。
なぜ眉毛の剃り跡は残ってしまうのでしょうか?
眉毛の青い剃り跡と白い剃り跡について確認していきましょう。
眉毛の青い剃り跡
日本人は黒い色の眉毛を持っているにもかかわらず、青い剃り跡になり悩んでいる方も多いと思います。
眉毛の剃り跡が青く見える理由と剃り跡が青く見えやすい人について解説します。
眉毛の剃り跡が青くみえる理由
黒いはずの眉毛が剃った後に青く見えるのは、肌を通して小さな毛が透けて見えるからだと言われています。
眉毛を剃る多くの場合、毛を毛根から除去できるわけではありません。
そのため、短くなってしまった毛や生えかけ状態の毛が毛穴から皮膚を通して見えてしまいます。
また、基本的に毛は毛根に近いほど太くなっているため、毛を剃ることでその部分が見えるようになってより青みがかって見えます。
剃り跡が青く見えやすい人
肌が白い人や皮膚が薄い人は、剃った毛がより目立ってしまい青く見えやすいと言われています。
また、眉毛が濃かったり太かったりする人も、1歩1本の毛の主張が強いため青く見えやすいです。
眉毛の白い剃り跡
眉毛を剃った後にその部分が白く見えて気になる方も多いと思います。
眉毛の剃り跡が白く見える理由と剃り跡が白く見えやすい人についてご説明していきます。
眉毛の剃り跡が白く見える理由
眉毛を剃った後に白く見えるのは、元の肌の色が際立つ状態になっているからです。
通常、眉毛として扱われる毛は濃い毛であることが多いですが、その眉毛の周りには産毛などを含めて細かったり薄かったりする毛が生えています。
毛が生えている部分は直接日焼けしないことも相まって、毛を剃ることで不自然にその部分が浮かび上がり相対的に白く見えるようです。
剃り跡が白く見えやすい人
もともと肌の色が白くて日焼けをしている方は、黒く日焼けした部位と比べて剃り跡の部分は本来の色が残っているため、そのコントラストで目立ちやすいです。
また、産毛の色が濃かったり太かったりする方は一部を剃ると他の産毛と比べて相対的に白く見えてしまいます。
眉毛の剃り跡を隠す方法
眉毛の剃り跡をできるだけ目立たなくしたいと思っている方も多いことでしょう。
眉毛の剃り跡を隠す方法をご紹介しますので、参考にしてみてください。
メイクで目立たなくする
眉毛の剃り後はメイクで隠すことができます。
しっかりと隠せて見栄えもよくなりますが、上からカバーする形であるためメイク落ちなどには気を遣う必要があるでしょう。
コンシーラー
顔の赤みやシミなど、気になる一部分をカバーするためのメイク道具がコンシーラーです。
眉毛周辺であれば、肌馴染みの良さなどを考えながら自分の肌の色に近いコンシーラーを使いましょう。
青みが強い場合には、青クマなどに効果があると言われている黄色やオレンジ系のものを試してみてください。
オレンジカラー
色味のあるものをカバーする際には基本的に反対色を使います。
青い剃り跡の場合、反対色であるオレンジカラーのアイテムを使うことで目立たなくすることが可能です。
オレンジカラーであれば、肌のトーンを変えるためのコントロールカラーベースやチーク、アイシャドウなどを使ってみると良いでしょう。
気になる毛を抜く
短い毛は青く見える原因になるため、毛を抜いて対処してしまうのも1つの手段です。
ただ、肌ダメージを与えやすく痛みも感じやすいため、もし毛を抜く場合は保湿したり毛穴を温めたて開いたりして慎重に行いましょう。
眉毛の正しい剃り方
眉毛の剃り跡を気にする前に、そもそも眉毛を剃る正しい方法を知らない方もいるのではないでしょうか。
ここでは、整った眉毛を作るための眉毛の正しい剃り方をご説明します。
眉毛の形を決めるポイント
眉毛には黄金バランスと言われる綺麗に見える比率があります。
まずは一度美しい眉毛の形に整えてみて、そこから自分の好みに合わせてアレンジすることで失敗が減るでしょう。
それでは、眉毛の黄金バランスを確認していきます。
- ✓眉頭は目頭の上から始める
- ✓眉山は正面を向いた時の黒目が終わる位置を基準にする
- ✓眉頭から眉山までの角度は約10度程度でゆるやかに上げる
- ✓眉頭と眉尻の高さが同じになる位置に向かって眉山からのラインを下げる
- ✓眉尻は小鼻から目尻を直線で結んだ位置を基準にする
眉毛を揃えるための道具
一般的に眉毛の自己処理で用いられる主な道具は以下の通りになります。
自分の眉毛の特徴や肌質などに合わせて、必要なものを選ぶようにしましょう。
- ✓眉毛用ハサミ
- ✓毛抜き
- ✓眉毛用カミソリ
- ✓眉毛用電動シェーバー
- ✓眉毛用コーム
- ✓スクリューブラシ
- ✓眉毛のメイク道具一式
眉毛を剃る流れ
それでは、具体的に眉毛を剃るまでの流れを確認していきましょう。
肌を保湿し眉毛の毛並みを整える
眉毛を整える際には少なからず肌に負担をかけることになりますので、化粧水や美容液で保湿してあげましょう。
また、毛穴を開くためにホットタオルなどで温めるのも効果があります。
その後眉毛本来の形をわかりやすくするため、スクリューブラシやコームで毛並みを綺麗に整えておきましょう。
眉メイクをする
眉毛を整える際には基本的に眉メイクをした状態でするのがオススメです。
自分が処理すべき部分を簡単に把握することができ、左右バランスを整えやすくなります。
はみ出ている部分を処理する
眉メイクをガイドにして、余分な毛をカミソリや電動シェーバーで処理しましょう。
皮膚が比較的厚い部分であれば毛抜きで毛を抜いたり、眉メイクをしている部分でも長ければハサミで切ったりして理想の眉毛になるように整えてくだださい。
整った眉毛を手に入れるならアートメイクがオススメ!
剃り跡を気にしながら眉毛のお手入れをするのはとても大変なことです。
眉毛アートメイクをすれば、整った眉毛を作ってもらえるため眉毛のお手入れの負担が減ります。
眉毛アートメイクとは
眉毛アートメイクは眉毛部分に色素を入れることで、整った美しい眉毛を作る技法のことです。
色素を入れるという点ではタトゥーと一緒ですが、アートメイクは皮膚のとても浅い部分に色素を入れるため痛みを抑えて施術できます。
アートメイクはクリニックなどの医療機関のみで行うことができ、水などでメイク落ちすることがないため理想の眉毛を長期間保つことが可能です。
眉毛アートメイクの種類
アートメイク眉は技法によって主に3種類に分けることができます。
2Dアートメイク
従来のアートメイクで使われていた、小さな点状に色素を入れる技法が2Dアートメイクです。
べたぬりをしたような不自然な仕上がりになると言われています。
3Dアートメイク
手彫りで1本1本毛を描き、毛並みを表現する技法が3Dアートメイクです。
毛が生えているように見えるためすっぴんでも浮かず、自然体な眉毛に仕上がります。
4Dアートメイク
毛並みを表現する3Dアートメイクにシェーディングを入れる技法が4Dアートメイクです。
グラデーション上の色素と3Dの技法でデザインした毛並みが相まって、より自然な仕上がりになります。
眉毛アートメイクのメリット
眉毛アートメイクは持ちが1~3年と言われているため、きれいな眉毛を一度作ってもらえば長期間残すことができます。
場合によっては自分でメイクするよりも整った理想の眉毛を手に入れることも可能です。
また、メイクの必要がほぼないためメイク時間の短縮にもなります。
眉毛アートメイクのデメリット
アートメイクは肌に負担をかける行為であり、1週間前後のダウンタイムがあります。
また、アレルギーや副作用の可能性がゼロではないため、クリニック選びを慎重に行い、信頼できる場所で施術を行なってもらうようにしましょう。
まとめ
今回は眉毛の剃り跡について様々な情報をお伝えしてきました。
青い剃り跡は黒い毛が皮膚から透けて見えることが原因であり、白い剃り跡は元の肌の色が際立つことが原因です。
これらの剃り跡はメイクや眉毛の着色などで隠すことができるため、お好みの方法で目立たないように工夫してみてください。
もし、理想の眉毛を手に入れたいのであれば、アートメイクをするのがオススメです。
当院のアートメイクは4Dの技術を取り入れており、ナチュラルで好みに合ったデザインの眉毛を作ることができます。
症例数によって4つのランクの中から選ぶことができ、客観的にスタッフの実力を測ることも可能です。
最初のカウンセリングは無料で行っていますので、アートメイクに興味のある方はぜひ一度ご相談ください。