アートメイクは美しい状態を長く保てると言われているにもかかわらず、施術1回目はすぐ消えるという噂を聞いたことがある方もいるかもしれません。
実際、アートメイクはどのくらいの期間持つのでしょうか。
今回はアートメイクの持ちについてまとめていきます。
アートメイクが薄くなる理由や施術1回目が特に消えやすい理由、きれいな状態で保つ方法などをご紹介していきますので、参考にしてみてください。
アートメイクの持ちってどのくらい?
メイクなしでも美しい状態を保つことができるアートメイクですが、その状態がどの程度持つのでしょうか。
アートメイクの持続期間や薄くなる理由、リタッチについてもご紹介していきます。
アートメイクの持続期間
基本的にアートメイクの持ちは1~3年程度です。
しかし、個人差が大きく体質や肌質などによって早く消える人もいれば、4年以上経っても残っている人もいるため、あくまで目安程度に思っておきましょう。
アートメイクが薄くなるのはなぜ?
そもそも、どうしてアートメイクに持続期間があるのでしょうか。
アートメイクが消える理由を解説していきます。
アートメイクが消える理由
アートメイクは皮膚のごく浅い部分に色素を入れ、メイクをした後のような状態を作り上げる技術です。
浅い部分に入っている色素はターンオーバーによって徐々に排出されていくため、アートメイクがだんだんと薄くなっていきます。
色が薄くなることによって半永久的なタトゥーとは異なり、デザインの変更ができるようになりました。
施術1回目のアートメイクが特に消えやすい理由
アートメイクは1回のみの施術では色素が完全に定着せず長持ちしません。
そのため、1回目の施術後にアートメイクが消えるという事態になります。
アートメイクを美しい仕上がりにして長く持たせるためには、1ヶ月以上の間隔を空けて2回もしくは3回の施術を行うようにしましょう。
薄くなったアートメイクのリタッチ
アートメイクは時間経過で薄くなっていくため、美しい状態をより継続するためにはリタッチと呼ばれる修正が必要です。
アートメイクのリタッチでは薄くなったり、虫食いのように消えたりした箇所を中心にバランスを整えながら修正していきます。
リタッチの目安としては半年~1年程度になりますが、アートメイクが薄くなり気になったりしたタイミングでクリニックに行くようにしましょう。
アートメイクをきれいな状態で保つ方法
アートメイクをするのであれば、崩れることなくきれいに長く持たせたいと思う方が多いでしょう。
ここでは、アートメイクをきれいに保つ方法を施術後のアフターケアと毎日のケアに分けてご紹介していきます。
施術後のアフターケア
色素が定着しておらず肌トラブルも起きやすい施術直後は、適切なアフターケアを行う必要があります。
クリニックによって異なることもありますが、ここでは主なアフターケア方法を見ていきましょう。
施術部位はかさぶたができても触らない
アートメイクの施術後、約1週間~10日の間はダウンタイムと呼ばれる期間です。
直後は赤くなったり、翌日以降からはかさぶたができ、かゆくなったりすることがあり、思わず手で触りたくなる方もいるかもしれません。
しかし、施術部位に刺激を与えてしまうとアートメイクの仕上がりに影響が出たり、肌トラブルが悪化したりする恐れがあります。
もし、赤みが気になる場合は施術部位を冷やすなどして、意識的に触らないようにしましょう。
ワセリンなどで保湿する
アートメイクをした部分は敏感になっており、肌への刺激に対して弱くなっています。
ワセリンなどの塗り薬には色素が落ちるのを防ぎ、皮膚の修復を促す効果がありますので、塗布しておくと良いでしょう。
7日程度はメイクをしない
アートメイクの施術部位は皮膚が傷ついた状態になっています。
そのため、化粧品の細かい粒子や付着している雑菌などが皮膚の内側まで入り込みやすく、肌トラブルの原因となることがあります。
通常のメイクに関してはダウンタイムが明けて、皮膚が回復してから再開するようにしましょう。
代謝を上げる行為を控える
代謝が上がり体温が高くなると、肌のターンオーバーが促され色素が落ちやすくなってしまいます。
また、炎症やかゆみなどの肌トラブルが悪化することにも繋がりかねません。
そのため、アートメイクの施術後は代謝を上げる行為である運動・入浴・サウナ・飲酒などを控えることが求められます。
毎日のケア
アートメイクの持ちを良くするのであれば、毎日のケアにも気を遣うようにしましょう。
アートメイクをきれいに保つための毎日のケア方法についてご紹介します。
肌を保湿する
施術直後は処方されたワセリンなどを使って肌を保湿しています。
しかし、保湿するのを止めて肌が乾燥してしまうと少しの刺激が肌ダメージとなり、それが原因でアートメイクの色素が落ちることもあります。
アートメイクをきれいに保つためには処方されたワセリンを使って日常的に肌の保湿を続けるようにしましょう。
紫外線対策をする
日光によって肌が日焼けをすると肌の修復機能が働き新しい皮膚に変わるのですが、その過程でアートメイクの色素が沈着したり、変色したりする恐れがあります。
そのため、できるだけ紫外線を浴びないようにすることでアートメイクをきれいに保つことに繋がります。
ピーリング効果があるものはなるべく使わない
古くなった角質を落とすのがピーリングであり、ターンオーバーのスピードを早める行為の1つです。
ターンオーバーが急速に進んでしまうとアートメイクの色素が落ちやすくなってしまうため、なるべく使わない方がアートメイクの持ちが良くなります。
失敗しないアートメイクのポイント
美しい仕上がりのアートメイクを手に入れるのであれば、いくつかのポイントを押さえる必要があります。
ここでは、失敗しないアートメイクのポイントをご紹介します。
施術方法を確認する
アートメイクは施術部位によって使う道具や技法が異なります。
特に眉毛を施術する際は最新の4Dを始め、2Dや3Dなど数種類の施術方法があります。
どのような施術を行うのかあらかじめ知っておけば気になる点があってもすぐに相談できるので、事前に確認するようにしましょう。
アートメイクアーティストの実績を調べておく
アートメイクの仕上がりが具体的にどのようになるのか事前に知っておきたい方は多いと思います。
ほとんどのクリニックではホームページやインスタグラムに施術実績が載っていますので、見てみましょう。
アートメイクの完成を想像することができ、安心して施術に臨めるはずです。
カウンセリングで念入りに相談する
クリニックでは施術前にカウンセリングが行われます。
施術前後の注意点や施術時の痛みなど様々な確認が行われますので、その際に心配な事は全て相談しておくようにしてください。
当院では無料カウンセリングを行っていますので、アートメイクに興味のある方は気軽にご相談ください。
デザインが納得できるか確認する
アートメイクを行う前にどのようなデザインにしたいのか、双方がしっかりと共有しておくことでアートメイクの失敗を防ぐことに繋がります。
理想のデザインと自分に合うデザインが違うこともあるため、アートメイクアーティストと話し合いを重ね、最適なデザインで施術を行えるようにしましょう。
ダウンタイムの存在を知っておく
アートメイクの施術後はダウンタイムがあり、この期間は色素が定着しておらず肌トラブルが起きやすいです。
個人差はありますが施術後1週間から10日程度と言われており、様々な事柄に気をつける必要があります。
赤みやかゆみなどが悪化しないように、クリニックのスタッフの指示をよく聞いてアフターケアを行うようにしましょう。
アフターケアをしっかりと行う
アートメイクの仕上がりは施術後のアフターケアによって左右されます。
適切なアフターケアはアートメイクの美しい仕上がりを保ち、肌トラブルを抑えてくれます。
ワセリンを塗るなど、適切なアフターケアを行って後悔しない仕上がりにしましょう。
まとめ
今回はアートメイクの持ちに関する様々な情報をまとめてきました。
アートメイクの持ちは個人差がありますが1年~3年程度であり、2回以上の施術やリタッチを重ねることでより長く美しい状態を保つことができます。
また、アフターケアや毎日のケアを続けることもよりきれいな状態で保つためには必要です。
当院では、高い技術力を持ったトップレベルのアートメイクアーティストが患者様に適したアートメイクの施術をご提案します。
最初のカウンセリングは無料で実施しておりますので、美しい仕上がりのアートメイクを行いたい方は当院までご相談ください。