アートメイクとタトゥーはそもそも何が違う?施術内容を紹介
アートメイクとタトゥーの違いをご存じですか?今回はこの2つの違いや施術内容を、メリット・デメリットから料金まで徹底比較してご紹介します。
そもそも入れる目的が違う
アートメイクの場合
アートメイクは美容や悩みの解決が目的です。
アートメイクを施せる箇所は、眉毛 / リップ / アイライン / ほくろ などが主になっています。
メイクの手間を省きたい方、すっぴんでも自信が欲しい方がよく利用しています。
タトゥーの場合
タトゥーはおしゃれやファッションが目的です。
腕や足、背中などに好みのデザインを施す方が多いです。
アートメイクと違い、元々何もない場所にメイクを施術するのが特徴です。
針を刺す深さが違う
アートメイクの場合
アートメイクは針を刺す深さが浅いのが特徴です。
自然な色にするため、皮膚の表面である表皮層にだけ針を刺します。
そのため、約1~4年で消えていきます。
タトゥーの場合
タトゥーは針を刺す深さが深いのが特徴です。
しっかりと色を定着させるため、皮膚の奥の真皮層にまで針を刺します。
奥まで色素を入れるため、一度入れたデザインが消えることはありません。
痛みの大きさが違う
アートメイクの場合
アートメイクは針を刺す深さが浅いため、あまり痛みを伴いません。
麻酔なしでの施術も多く、細かくチクチクと痛む程度です。
しかし、アイラインなど皮膚の薄い場所に施術をする場合、術後に痛みが生じる方もいるようです。
※当院では施術の際に麻酔を施すため、ほとんど痛みを感じません。
タトゥーの場合
タトゥーは皮膚の奥まで針を刺すため、比較的痛みが伴いやすいです。
施術する場所によって痛みが変わってくるため、タトゥーを検討している方で痛みが気になる場合は、先にカウンセリングなどで確認しておくと安心でしょう。
・アートメイクは美容目的のために施術する
・タトゥーはファッション目的で施術する
・針を刺す深さや皮膚の薄さによって痛みが変わってくる
アートメイクとタトゥー、おすすめはどっち?メリット、デメリット比較
ここまでアートメイクとタトゥーの違いについてご紹介してきました。
次は簡単に2つのメリットとデメリットを並べて比較してみましょう。
目的などを踏まえて検討してみてください。
アートメイクのメリット、デメリットを紹介
【メリット】
- ・痛みが少ない
- ・肌トラブルのリスクが低く、ダウンタイムも短い
- ・プールや銭湯などレジャー施設の利用が可能
【デメリット】
- ・段々アートメイクの効果が薄れていく
→効果は薄れていきますが、リタッチができるためメリットになる場合も - ・MRIが受けられない場合がある
タトゥーのメリット、デメリットを紹介
【メリット】
- ・一度入れれば半永久的に効果が持続する
- ・自分だけの表現ができる
【デメリット】
- ・皮膚を削るような強い痛みを伴う
- ・修正ができない
- ・ダウンタイムが長い
・アートメイクは痛みが少ないが、長くて4年ほどで消えてしまう
・タトゥーは痛みが大きいが、半永久的にデザインを残せる
・入れたい目的に合わせて選ぶのがベスト
料金相場を比較
メリットやデメリットがわかったところで、やはり気になるのはかかる費用だと思います。
最後に、料金相場を比較してみましょう。
アートメイクの場合
アートメイクは施術箇所によって料金相場が変わってきます。
- 眉毛:約12万円
- アイライン:約6万円
- リップ:約14万円
料金の安さで選ぶのも一つのポイントですが、対応・アフターケア・値段を全て考慮したうえでクリニックを選ぶのがおすすめです。
タトゥーの場合
タトゥーは大きさと施術時間によって料金相場が変わってきます。
- コインサイズのワンポイント:約1万円
- 名刺サイズ:約2万円
- はがきサイズ:約4万円
- B5サイズ:約6万円
- A4サイズ:約8万円
タトゥーの場合は、デザイナーや施術する方によって料金に大きく差があるようです。
そのため、アートメイクも同様ですが必ずカウンセリングでお話を伺ってから選びましょう。
・アートメイクは施術箇所によって値段が変わる
・タトゥーはデザイナーやサイズ・時間によって値段が変わる
・失敗を避けるには値段の安さだけで選ばないよう注意する
まとめ
ここまでアートメイクとタトゥーについて比較してご紹介してきました。
それぞれメリット、デメリットが大きく違うため、目的に合わせて選ぶようにしましょう。
もし「眉」に対して施術を施したいのであれば、アートメイクがおすすめです。
気になる方は、ぜひカウンセリングに足を運んでみてくださいね。