アートメイク後は肌を保護するために、クリニックからアフターケア用のワセリンを処方されることが多いです。
しかし、そのワセリンをいつまで塗り続けるべきなのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
今回はアートメイク後のワセリンはいつまで塗るべきかご説明していきます。
アートメイク後にワセリンを塗った時の効果や塗らなかったときのリスクなどをまとめていますので、アートメイクをする人は必見です。
Contents
アートメイク後のワセリンはいつまで?
アートメイクをした後は、クリニックなどからワセリンが処方され、塗るように指示されることがあります。
施術後のワセリンは必要ですが、いつまで塗るべきなのか気になる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、アートメイク後のワセリンの時期について開設していきます。
数日間は塗る必要がある
多くのクリニックでは、アートメイク後のワセリンは3~4日前後塗るようにお伝えしています。
この期間が一番肌へのダメージが溜まっており、これ以上肌を刺激しないためにもワセリンを塗る必要があります。
アートメイク後のワセリンはとても大切なアフターケアの1つですので、数日間は忘れずに行うようにしましょう。
1週間~10日間は塗るべき
アートメイク後のワセリンは最低でも3〜4日塗るようにお伝えしましたが、それでは十分ではありません。
施術でダメージが蓄積された肌を守るためには、1週間~10日間を目安にワセリンを塗った方が効果的です。
肌のバリア機能を回復させて外部からの刺激を減らすためにも、できればこの期間はワセリンを塗るようにしてください。
ダウンタイムが終わるまではワセリンを塗る
アートメイク後にはダウンタイムと呼ばれる期間があり、アートメイクの刺激で肌が敏感になっています。
基本的には1週間~10日間程度ですが、肌の状態などによって個人差がありますので、自分の肌が正常に戻るまではダウンタイムとしてカウントし、ワセリンを塗り続けましょう。
もし提供されたワセリンがなくなってしまった場合には、市販の低刺激の保湿剤を使用してください。
肌の保湿は継続的に行った方が良い
ダウンタイムが終わり、ワセリンがなくなってしまうことがあるかもしれませんが、その後でも肌の保湿は継続的に行った方が良いです。
保湿には肌を保護し、アートメイクの色素を定着させる役割がありますので、ダウンタイム後も市販の化粧水やクリームなどで保湿してください。
また、肌の保湿には水分量を保って美肌に近づくことに繋がるなど、多くのメリットが存在しますので、必ずご自身のためになることでしょう。
アートメイク後にワセリンを塗った時の効果
アートメイク後のワセリンをいつまで塗るかを把握したところで、ワセリンの効果に関しても気になる方が多いことでしょう。
ここでは、アートメイク後にワセリンを塗った時の効果をご説明していきます。
肌のバリア機能を促進する
微細な針で肌を刺激するアートメイクの施術後は、肌が敏感になっており、外部からの刺激に特に弱い状態になっています。
少しの刺激にも肌が反応してしまい、赤みやかゆみなどの肌トラブルを引き起こす可能性も高いです。
これらは肌のバリア機能が弱まっているのが原因ですが、ワセリンで保湿することで潤いが逃げるのを防ぎ、肌のバリア機能を回復に導くことができます。
アートメイクの仕上りを綺麗に保つ
アートメイクの施術直後は色素が定着しておらず、少しの刺激でも色素が流出してしまう可能性があります。
そのままにしておくと、どんどんアートメイクの色素が薄くなっていき、仕上がりが悪くなってしまいます。
ワセリンを塗り外からコーティングすることで、アートメイクの色素が排出されるのを防ぎ、仕上がりを綺麗に保つことができます。
肌外部からの刺激を防げる
ワセリンは肌を内側から守る働きだけでなく、外側からの刺激を弱める働きもあり、肌を保護することに繋がります。
また、アートメイク後は色素が流れやすいため、施術直後は水を極力避けることが求められますが、ワセリンであればある程度水を弾くことができます。
肌外部からの刺激を避けるためにも、アートメイク後はワセリンで覆ってあげることが大切です。
アートメイク後にワセリンを塗らなかったらどうなる?
アートメイク後にワセリンを塗った時の効果をお伝えしましたが、反対にワセリンを塗らなかったらどうなるのか気になる方もいるかもしれません。
ここでは、アートメイク後にワセリンを塗らなかった時のリスクを確認しましょう。
かゆみや腫れが長引く
アートメイク後のダウンタイム中には、肌が敏感になっており、かゆみや腫れなどの肌トラブルが起きる可能性が高いです。
ワセリンで保湿するなどアフターケアをしておけば、通常は2~3日程度で治まりますが、そうでなければかゆみや腫れなどが長引いてしまいます。
肌トラブルが長引くと、見た目に影響してしまい、せっかくのアートメイクが台無しになってしまうことにもなりかねません。
肌トラブルが悪化する
ダウンタイム中に起きるかゆみや赤みなど、軽度の肌トラブルが長引くのはまだ良いですが、放置することで肌トラブルが悪化することもあります。
炎症がひどくなったり必要以上にかゆみが出たりして、日常生活に支障が出ることも考えられます。
アートメイクで美しく整えても、肌トラブルでクリニックに通うことになれば、デメリットの方が大きくなってしまうことでしょう。
感染症になるリスクが高まる
微細とはいえ針で肌を傷つけることになるアートメイクでは、少なからず感染症になるリスクがあります。
感染症になる原因には肌のバリア機能が落ち、病原体への抵抗力が低くなることが含まれています。
アートメイク後にワセリンを塗らずに放置することで、肌のバリア機能が回復せず、結果として感染症になる可能性もなくはありません。
色素がまばらに入ってしまう
アートメイク後のワセリンには色素の定着を促す効果がありますが、ワセリンを塗らないとこの色素がだんだん落ちてしまいます。
最終的な仕上がりの際には、色素がまばらに入ってしまい、アートメイク施術後の美しい仕上がりから変化します。
色合いに物足りなさを感じたり、形が不自然になったりして、ベストなアートメイクを手に入れることができません。
アートメイク後のワセリンの使い方
アートメイク後のワセリンを効果的に使うためにも、正しい塗り方を抑えておく必要があります。
ここでは、アートメイク後のワセリンの使い方をご説明していきます。
清潔な状態の肌に温めたワセリンを塗る
アートメイク後は肌が敏感で、少しの雑菌にも反応する状態となっており、汚れた状態でワセリンを塗ると雑菌を閉じ込めることになりかねません。
それを避けるためにも、ワセリンを塗る前の準備として、肌と手を清潔な状態にしておきましょう。
また、ワセリンはそのままでは少し固く伸びにくいので、手のひらで温めてあげると広範囲に塗りやすくなります。
塗り過ぎた場合は軽くティッシュオフ
ワセリンを塗るのは大切ですが、塗りすぎると油分が多すぎてかゆみなどの不快感が生じたり、肌のべたつきと同時に色素が落ちたりすることもあります。
最初から適量を塗る方が良いですが、ワセリンを塗りすぎてしまった場合には、ティッシュで軽くオフしてあげる必要があります。
ティッシュオフする際には、肌を擦らずに優しく当てるようにして、刺激を与えないようにしてください。
ワセリン以外なら低刺激のものを選ぶ
アートメイク後はワセリンを塗るのが一番ですが、処方されない場合やなくなってしまった場合などの保湿に困ることもあるでしょう。
保湿はアートメイク後に必ずした方が良いですが、成分によっては肌に刺激になることも考えられます。
ワセリン以外を塗る場合には、低刺激の保湿剤を選択し、肌に負担がかからないように気をつけましょう。
かさぶたなどを刺激しない
ダウンタイム中には施術箇所にかさぶたができることがあり、ワセリンを塗る際に気になるという方も多いことでしょう。
かさぶたを剥がしたいと思うかもしれませんが、無理に剥がすと色素落ちや肌トラブルに繋がるため、おすすめできません。
また、洋服などの摩擦など刺激にも敏感ですので、かさぶたを含め、施術箇所はできるだけ刺激しないようにしてください。
アートメイク後はワセリンを塗るのが大切!
今回はアートメイク後のワセリンをいつまで塗るべきかという疑問に回答してきました。
アートメイク後のワセリンは最低でも2~3日は塗る必要があり、できればダウンタイムが終わるまでの7~10日間は塗った方が良いです。
ワセリンには肌を保湿して肌のバリア機能を回復させ、刺激を避けることでアートメイクの仕上がりを良くする効果があります。
アートメイク後にワセリンを塗って、美しい肌と美しいアートメイクのどちらも手に入れましょう。
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