ムダ毛の自己処理が大変であるため、家庭用脱毛器を使っている方も多いでしょう。ムダ毛を生えにくくする便利な家庭用脱毛器ですが、毎日使用しても良いのでしょうか。
今回は家庭用脱毛器の使用頻度を中心にお伝えしていきます。家庭用脱毛器の効果や種類、正しい使い方などもまとめているため、合わせてご確認ください。
家庭用脱毛器は毎日使ってもいい?
自己処理に家庭用脱毛器を使いたい方の中には、どのくらいの頻度で使用したら良いのか気になっている方もいることでしょう。
ここでは、家庭用脱毛器を毎日使って良いのかという問いに詳しく答えていきます。
家庭用脱毛器は何日おきに使う?
自宅で手軽に行える家庭用脱毛器ですが、毎日使ってもいいか気になっている方もいるのではないでしょうか。
基本的に家庭用脱毛器は毎日ではなく、1~2週間置きに使うことが推奨されています。
ただし、使用する家庭用脱毛器によっては、10日に1回などと記載されていることもあるため、基本的には説明書に従うようにしましょう。
毛が生える仕組み(毛周期)とは?
家庭用脱毛器の使用頻度は毛が生えるサイクルである毛周期に合わせて決められています。
毛周期は毛が生える成長期・毛が抜ける退行期・発毛が止まる休止期から構成され、部位や毛質によって数週間から数ヶ月で入れ替わります。
家庭用脱毛器は成長期のムダ毛に対して効果を発揮しますが、それ以外の期間のムダ毛にはあまり効果がありません。
これらの理由から家庭用脱毛器は毎日使う必要がなく、毛周期に合わせた1~2週間のタイミングが良いといわれています。
やりすぎるとどうなる?
気軽にできる家庭用脱毛器ですが、やりすぎてしまうと肌に負担がかかり、肌トラブルが起きやすいです。
また、毎日照射しても成長期に当たらないムダ毛には効果がほとんどないため、やりすぎても大して効果は変わりません。
肌トラブルのリスクと効果の低さを考えると、数週間おきの使用ペースを守る方が良いでしょう。
家庭用脱毛器の効果
脱毛という名目で販売されている家庭用脱毛器ですが、実は全くといっていいほど脱毛効果はありません。
自分の好きなタイミングで手軽にできる家庭用脱毛器ですが、裏を返せば資格が必要ないほど出力を弱めているということでもあります。
そのため、脱毛効果は期待できず抑毛効果までですが、その抑毛効果も脱毛サロンで行われているものよりも低いです。
家庭用脱毛器は外部で行う施術よりも効果が物足りない可能性がありますが、自宅でできる手軽さがあるのがメリットです。
家庭用脱毛器の種類
家庭用脱毛器には様々なものがあり用途に合わせて選ぶ必要があります。ここでは、家庭用脱毛器の種類を大まかに紹介していきます。選ぶ際に役立ててください。
フラッシュ式
家庭用脱毛器の中でも一番知られているのがフラッシュ式と呼ばれるタイプです。
フラッシュ式は脱毛サロンで行われる光脱毛の仕組みを、自宅でできるレベルまで出力を落としたものです。
比較的照射範囲が広く痛みも少ないため、家庭用脱毛器を初めて使う方にも多く選ばれているようです。
レーザー式
家庭用脱毛器の中でも比較的効果が高く、より効果を実感したい方に選ばれているのがレーザー式です。
レーザー式は大まかな仕組みをクリニックで行われる医療脱毛に寄せていますが、違う面が多いためほぼ別物だと思っておいた方が良いでしょう。
特徴としては照射面積が小さく狭い範囲に比較的高い効果を得られますが、痛みが少し強めになっています。
除毛効果しかないタイプ
家庭用脱毛器にはフラッシュ式とレーザー式以外にも、サーミコン式・ローラー式・高周波式と呼ばれるものが存在します。
しかし、これらの家庭用脱毛器は抑毛効果がほとんどなく、ムダ毛を除毛する効果のみです。
ムダ毛を生えにくくする目的で家庭用脱毛器を使う場合には、除毛効果のみの家庭用脱毛器は適さないため選ぶ際に気をつける必要があります。
家庭用脱毛器の正しい使い方
家庭用脱毛器は少なからず肌にダメージを与えるため、使用時には細心の注意を払う必要があります。それでは、家庭用脱毛器の正しい使い方を抑えていきましょう。
脱毛器のメンテナンスを行う
肌に当てて照射する家庭用脱毛器はヘッド部分が汚れやすくなっています。効果を最大限に得るためにも、ヘッド部分の汚れを拭き取り衛生状態を保ちましょう。
また、家庭用脱毛器によっては顔やVIOなどが含まれていないことがあるため、使用前には対応範囲を確認する必要があります。
軽く自己処理をしておく
抑毛効果を得るタイプの家庭用脱毛器は長いムダ毛に反応しにくく、効果が半減してしまいます。
家庭用脱毛器を使う前には軽く自己処理を行い、最大限の効果が得られるように事前準備をしておきましょう。
自己処理をする際には、毛抜きや除毛クリームなどの刺激が強い方法を使わず、カミソリや電気シェーバーで剃るようにしてください。
※自己処理でのカミソリ負けを防ぐ方法について知りたい方はカミソリ負けに悩む方へ!カミソリ負けの特徴や治す方法などを紹介をご覧ください。
日焼けしている肌への使用は控える
家庭用脱毛器はメラニン色素に反応させて抑毛効果を得ています。日焼けしている肌には多くのメラニン色素が含まれており、そこに家庭用脱毛器を照射すると肌へのダメージが大きく肌トラブルになりやすい傾向があります。
普段から紫外線対策を行い、家庭用脱毛器の使用による肌への負担を軽減しましょう。
肌を清潔な状態にしておく
肌に汚れやメイクが付着していると、家庭用脱毛器の光を満遍なく照射することができません。
顔に照射する際は洗顔やクレンジングをしてできるだけ肌を清潔な状態にしておくようにしましょう。
また、使用直後はメイクによる刺激に対して肌が過敏に反応することがあるため、少し時間を置いてからメイクすることをおすすめします。
アフターケアをしっかりとする
家庭用脱毛器を使用した後の肌は敏感になっており、肌へのダメージが蓄積されやすい状態です。肌のバリア機能を回復させて肌トラブルを防ぐためにも、使用後のアフターケアはしっかりと行いましょう。
化粧水・美容液・乳液・クリームなどを自分の肌に合わせて、丁寧に塗るようにしてください。
家庭用脱毛器の効果に満足できない方は医療脱毛がおすすめ!
自宅で手軽に行える家庭用脱毛器ですが、その効果には限界があります。家庭用脱毛器の効果に満足出来ない方は、高い脱毛効果を得られる医療脱毛がおすすめです。
医療脱毛とは?
クリニックで行われ、医師や看護師などの有資格者の施術のもとで高い脱毛効果を得られるのが医療脱毛です。
特にレーザー脱毛が行われており、出力の高い脱毛器を用いてムダ毛を作る細胞を破壊することで半永久的な効果の持続が実現できます。
高い脱毛効果の一方で施術時の痛みは比較的感じやすいですが、蓄熱式脱毛器の導入などにより痛みを抑えた施術が可能です。
家庭用脱毛器との違い
レーザー式の家庭用脱毛器は医療脱毛の仕組みを使用しているとお伝えしましたが、どのように違うのか気になる方もいるでしょう。
医療脱毛は資格が必要であるように、出力の高い脱毛器で高い脱毛効果を得ることが可能です。
しかし、家庭用脱毛器は自宅でもできる安全性に重きが置かれており、脱毛効果は全くといっていいほどありません。
そのため、ムダ毛が生えなくなるような脱毛効果を期待している方は、医療脱毛をするのがおすすめです。
医療脱毛に必要な回数と期間
部位や毛質などによって個人差がありますが、医療脱毛は最低5回の施術で効果を得ることができます。
また、10ヶ月〜1年半程度で脱毛を終わることができ、その効果が半永久的に続きます。
※医療脱毛で効果が出る回数について知りたい方は医療脱毛で効果が出る回数とは?部位別の回数や効果を高める方法なども紹介をご覧ください。
医療脱毛をするメリット
医療脱毛はムダ毛を生えなくすることが目的であり、脱毛が完了すれば自己処理の必要を半永久的になくすことができます。
ムダ毛が生えない肌は毛穴が引き締まったり、自己処理の肌トラブルがなかったりすることでより美しい肌に近づくことでしょう。
また、最低5回の施術で効果が長く続くため、コストパフォーマンスに優れています。
※美容脱毛と医療脱毛の違いについて知りたい方は美容脱毛と医療脱毛の違いが知りたい!それぞれの違いを踏まえたメリット・デメリットなどを紹介をご覧ください。
まとめ
今回は家庭用脱毛器の使用頻度などをまとめてきました。基本的に家庭用脱毛器は毛周期に合わせ、1〜2週間の間隔で照射することが推奨されています。
しかし、家庭用脱毛器は良くて抑毛効果に留まるため、脱毛効果を得たい方は医療脱毛を行うのがおすすめです。
当院では最新の蓄熱式脱毛器を導入しており、痛みが少ないままで高い脱毛効果を得ることができます。
個室での施術や徹底したアフターケアなどにより、患者様が安心して施術を受けられる環境を整えています。
事前のカウンセリングは無料で行っているため、医療脱毛に興味のある方は当院にご相談ください。