育児が始まるとなかなか時間が取れないため、授乳中の脱毛を考えたことがある人もいるかもしれません。
しかし、授乳中の脱毛はリスクが高く、情報を知っておかないと後悔につながる可能性もあります。
今回は授乳中の脱毛について説明していきます。
子供への影響やおすすめできない理由を始め、中止する時のポイントや脱毛を始めるタイミングなどを紹介していくため、ぜひ確認してみましょう。
Contents
授乳中の脱毛はあり?なし?
出産が終わり、一息ついたところで脱毛を始めたり再開したりしたい人もいるのではないでしょうか。
授乳中の対応はクリニックや脱毛サロンによってさまざまですが、脱毛は肌への刺激となるため、情報収集をしっかりと行い準備しておくことが大切です。
授乳中の脱毛はやめた方が良い!
そもそも授乳中に脱毛できるかどうかですが、授乳中に脱毛すること自体は可能です。
しかし、多くのクリニックや脱毛サロンでは、授乳中の脱毛が推奨されていません。
授乳中は肌の状態がいつもとは大幅に異なっており、脱毛をする上ではさまざまなリスクがあるためです。
子供への影響はない
出産した直後ということで、脱毛が子供に悪影響を与えるかもしれないと心配している人もいることでしょう。
結論から言うと、脱毛自体は施術される人のみに効果があるもので、子供への影響はありません。
このため、授乳中に脱毛をする際でも子供への影響を考える必要はなく、自身の肌や時間のことを考えて検討してみましょう。
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授乳中の脱毛がおすすめできない理由
子供への影響はないはずなのに、なぜ授乳中の脱毛がダメだと言われているか疑問に思う人も多いことでしょう。
ここでは、授乳中の脱毛がおすすめできない理由を伝えていきます。
肌トラブルが起こりやすい
授乳中は出産前と同様にホルモンバランスが変化しており、肌は少しの刺激にも反応してしまいます。
このため、脱毛による強い刺激が肌の負担となり、脱毛後に肌トラブルが生じる可能性があります。
赤みやかゆみだけではなく、毛嚢炎や炎症に繋がる恐れもあるため、肌を守るためにも授乳中の脱毛は推奨されていません。
施術時の痛みを強く感じる可能性がある
ホルモンバランスが乱れやすい授乳中は、肌が敏感になったり乾燥したりしています。
その影響で脱毛に使われるレーザーや光が肌を刺激し、施術時に痛みを強く感じてしまうことがあります。
脱毛で肌に痛みがあると、施術が負担に感じたり出力を下げたりする必要があり、脱毛が難しい状態になってしまいます。
いつもより脱毛効果が落ちてしまう
授乳中はホルモンバランスと同様に毛周期も崩れやすくなっているため、ムダ毛が生える間隔がいつもとは異なります。
多くの場合では通常時よりもムダ毛が増えやすくなり、何度脱毛しても効果が実感できないという事態になります。
また、痛みなどの関係で脱毛器の強さを弱めると、それも相まって脱毛効果が落ちることになるでしょう。
脱毛の時間が取りにくい
脱毛は1回で終わるような施術ではなく、何度か通うことが前提であるため、少なからず時間が必要です。
授乳が始まると忙しくなって自分の時間を取るのが難しくなり、脱毛に通えないという人も少なくありません。
肌トラブルや痛みなどを総合的に考えて、授乳中の脱毛はしない選択を取る人が多いです。
脱毛を中止するときのポイント
もし授乳中に脱毛を行っているのであれば、今からでも中止したいという人もいるのではないでしょうか。
脱毛を中止する際のポイントを確認し、手続きを進めるようにしましょう。
スタッフに相談する
脱毛を中止したい場合、まずはクリニックや脱毛サロンなど、自身が通っている施術場所に確認することが大切です。
自己判断だと思いもよらない事態につながることがあるため、しっかりとスタッフに相談してみましょう。
医療脱毛であれば医師が常駐しているため、適切で迅速な対応が期待できます。
休止制度やキャンセル料を抑えておく
脱毛の予約を取り消すことになると、追加でキャンセル料が必要になることがあります。
クリニックや脱毛サロンによっては、休止制度やキャンセル料が不要になる制度などが用意されていることがあります。
これらの制度をあらかじめ抑えておくことで、金銭的な負担を軽減できるため、事前の準備もしっかりと行っておきましょう。
途中でやめても脱毛効果はなくならない
一度脱毛を止めてしまうと、それまでの効果がなくなってしまうと不安に感じる人もいるかもしれません。
しかし、基本的には脱毛を中断しても脱毛効果が全てなくなることはないと言われていますが、万が一の場合は肌のことを考え脱毛を中断しましょう。
ただし、ホルモンバランスの乱れなどにより、想像よりも効果を実感できない可能性があることは抑えておく必要があります。
授乳中以外に脱毛するタイミングは?
ここまで授乳中の脱毛は避けた方が良いとお伝えしてきましたが、もし脱毛するとしたらどのタイミングが良いか迷う人も多いはずです。
ここでは、授乳中以外の脱毛のタイミングを伝えていきます。
妊娠前がおすすめ!
出産や授乳の最中はホルモンバランスが乱れやすく、脱毛が適切にできない可能性があります。
また、育児が始まると自分の時間が限られるようになり、脱毛を行うのが難しくなるでしょう。
このため、脱毛を始めるのであれば、まずは妊娠前に検討してみるのがおすすめです。
クリニックや脱毛サロンによって異なる
授乳中と同様に妊娠中もホルモンバランスが乱れやすく、肌への悪影響が考えられるため、脱毛はしない方が良いです。
胎児への影響は少ないと言われているものの、長時間の施術による疲労や肌トラブルなど、無視できない問題もあります。
多くのクリニックや脱毛サロンでは、妊娠中の脱毛を断っているケースも多いため、妊娠中の脱毛はしないことをおすすめします。
出産後の時期はクリニックや脱毛サロンによって異なる
妊娠前に脱毛ができず、出産後に脱毛を持ち越した人もいるのではないでしょうか。
出産後の脱毛時期ですが、「出産後3ヶ月後から」や「生理が来てから」、「1年後から」などさまざまです。
詳しい時期はクリニックや脱毛サロンによって異なるため、まずは自分が通う場所で聞いてみるのが良いでしょう。
育児が始まったら落ち着くまで我慢!
出産が終わってしばらく経つと、脱毛が再開できるようになります。
しかし、一息つく間もなく育児が始まるため、脱毛にかけている時間がないことも考えられます。
もし急ぐような事情がない場合には、ある程度育児が落ち着くのを待ってから脱毛を行っても問題はないでしょう。
授乳中でも自己処理は危険?
授乳中で脱毛できないからといって、自己処理をするのはリスクがあり、おすすめできません。
ここでは、授乳中の自己処理がおすすめできない理由を説明します。
肌が荒れる
何度も言うようですが、授乳中はホルモンバランスが乱れやすく、肌が敏感になっています。
例え自己処理程度の刺激だとしても、赤みやかゆみなどが起きてしまい、肌荒れにつながります。
また、自己処理によって肌に負荷がかかると、肌のバリア機能下がってしまい、肌が乾燥してしまいます。
埋没毛になる
自己処理をした際、ムダ毛が途中で切れて皮膚の中に入り込んだり、毛が伸び切る前に新しい皮膚に変わって毛穴がふさがったりすることがあります。
この現象が埋没毛であり、授乳中はホルモンバランスが不安定なため、悩まされることが多いです。
特に毛抜きやカミソリでの自己処理は、埋没毛のリスクが高まります。
炎症がおきる
授乳中は肌が不安定な状態になりやすく、いつもよりも肌トラブルが悪化しやすいです。
このため、授乳中の自己処理では肌荒れだけにとどまらず、炎症が起きることもあります。
毛穴に細菌が入り込んで炎症が起きるのを毛嚢炎と言い、自己処理における肌トラブルとして悩んでいる人も多いです。
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授乳後は医療脱毛へ!
今回は授乳中の脱毛について解説してきました。
授乳中の脱毛は子供への影響がなく不可能ではありませんが、肌トラブルや施術時の痛みなどがあるため、おすすめはできません。
できれば脱毛は妊娠前に終わらせておき、それが難しそうであれば育児が落ち着いてから脱毛するのが良いでしょう。
短い期間で効率よく脱毛したい人は、医療脱毛をお選びいただくのがおすすめです。
エムビューティクリニックでは、痛みが少なく効果が高い医療脱毛を受けることができます。
医療脱毛は半永久的に続く高い効果に加え、医師が常駐しているため万が一の肌トラブルも迅速に対応いたします。
当院では無料で脱毛前のカウンセリングを実施しているため、少しでも興味のある人はご連絡ください。