眉頭とは、眉毛の眉間の近い部分を指します。
眉頭は眉メイクを成功させるために重要なパーツで、失敗してしまうと全体のバランスが崩れてしまいます。
しかし、「眉頭がなかなか上手く書けない」、「眉毛のバランスが悪くなる」という方も多く見受けられます。
眉頭で失敗してしまう方は、眉毛の書き方や使っているペンシルに問題があるかもしれません。
今回の記事では、眉メイクが上手く書けない原因や眉頭の書き方を紹介します。
眉毛が濃くならない書き方のポイントも説明するので、眉メイクを成功させましょう。
眉頭の書き方が違う?眉メイクが上手く書けないのはなぜ?
眉メイクが上手く書けない人も少なくありません。
それでは、どうして眉メイクを失敗してしまうのでしょうか?
ペンシルの先が丸い
ペンシルの先が丸いと、色が乗せづらく、綺麗な眉毛を書くことができません。
同じペンシルをずっと使用しているという方は、ペンシルの先をチェックしてみましょう。
ペンシルの先が丸いと、広い範囲で眉毛を書く必要があるので、眉毛が太くなりやすく、シャープな形を作るのが難しくなります。
ペンシルを使用する方は、メイク前に削って先を尖らせましょう。
もしくは、繰り出しタイプのペンシルを使用するとよいでしょう。
光の当たり方が違う場所で書いている
眉毛を上手く書けないという方は、光の当たり方が違う場所で書いている可能性があります。
メイクをする環境も重要なポイントです。
光の当たり方によってカラーの見え方が変わってしまうので、濃く書いてしまったり、左右バランスが崩れてしまったりすることがあります。
中には、片側だけに光が当たっている状態でメイクをしてしまい、左右で眉毛のカラーが変わってしまったという方も存在します。
全体が統一のトーンで見えるように、メイクする場所に注意してください。
眉毛の書き始めが眉頭になっている
眉毛の書き始めが眉頭になっていないかを確認しましょう。
眉頭から書きはじめてしまうと、眉頭が強調されてしまい、不自然な仕上がりになります。
眉頭を最初に書くのではなく、眉山、眉尻、眉中の順で書いて、最後にブラシを使ってパウダーで馴染ませることが大切です。
さらに、眉頭を書いてしまうと左右のバランスが崩れやすくなります。
自眉を活かしながら濃くなりすぎないように注意してください。
左右の眉毛の高さが違っている
左右の眉毛の高さが違っていると、不自然な仕上がりになってしまいます。
顔全体を見ながら、左右のバランスを整えることが大切です。
特にハンドミラーや折りたたみ鏡を使用している方は、顔全体が見えないので左右のバランスが崩れやすくなります。
また、右眉と左眉を繰り返し修正し続けると、バランスが取りづらいです。
片方を仕上げてから、完成した方を参考にして眉毛を書くことをおすすめします。
眉頭の位置が合っていない
眉毛が綺麗に仕上がらないという方は、眉頭の位置が合っていないかもしれません。
眉頭の位置は、ノーズラインの延長線上、もしくは目頭の上に書くと自然な仕上がりになります。
左右でずれていないか鏡を見て確認することが大切です。
眉頭の位置をあらかじめマークしておくとよいでしょう。
また、眉山と眉尻もあわせて印をつけておくことをおすすめします。
ただ、眉頭の位置を無理に合わせようとして書き足してしまうと、不自然な仕上がりになるので注意してください。
正しい眉頭の書き方とは!?
それでは、眉頭はどのように書けばいいのでしょうか?ここでは、眉頭の書き方を紹介します。
眉頭の位置は「小鼻の真上」
黄金比をはかった眉毛にしたい場合は、眉頭の位置は「小鼻の真上」にもってくることがポイントです。
小鼻の外側のラインを縦に伸ばし、目頭を通った場所が眉頭の位置になります。
アイブロウペンシルなどを小鼻の外側に置いて、位置を確認するとよいでしょう。
正面からだけでなく、下からも顔を確認して左右のバランスを整えることが大切です。
先ほど紹介したように、眉頭の位置が定まったらマークしておくことをおすすめします。
眉頭の整え方は「高さ・距離・角度」が重要
眉頭を整える際は、「高さ・距離・角度」を意識するとよいでしょう。
左右の高さ、眉間からの距離を確認しながら眉毛を処理していきます。
眉毛のラインからはみ出た毛は電気シェーバーやカミソリなどで整えましょう。
眉頭の角度はストレート眉にしたい方は70~80度、アーチ眉にしたい方は45~60度を目安にすると良いでしょう。
眉頭が薄い方は、アイブロウパウダーでちょっとずつ書き足しましょう。
韓国風眉毛は「ふんわりグラデーション」
韓国風眉毛を作りたい方は、「ふんわりグラデーション」を意識することをおすすめします。
グラデーションにすることで自然な仕上がりになりますし、ふんわりとさせることで立体感を出せます。
眉頭から眉山までは薄い眉マスカラを使い、眉山から眉尻は濃い眉マスカラを使うことで、奥行きを演出することが可能です。
なお、韓国メイクでも人気な平行眉を作りたい方は、以下の記事を参考にしましょう。
眉毛が濃くならない書き方のポイント
眉毛が濃くならないようにするためには、どうすればいいのでしょうか?眉毛が濃くならない書き方のポイントを紹介します。
アイブロウパウダーを使ってふんわりと
眉毛が濃くなりすぎるという方はアイブロウパウダーを利用するとよいでしょう。
アイブロウペンシルだと形がはっきりとしてしまい、違和感を与えてしまいます。
はじめにアイブロウペンシルで眉毛の形を作りますが、アイブロウパウダーを使って間を埋めていくのがポイントです。
パウダーを入れる際は、短めに優しく乗せていくことで、ふんわりとした仕上がりになります。
眉マスカラで仕上げをする方は、少し明るめのカラーを選ぶとよいでしょう。
眉頭は薄く、眉尻は濃く
眉毛に色味を足していく際は、眉頭は薄くして、眉尻は濃くするとよいでしょう。
全体を同じトーンで仕上げてしまうと、不自然な仕上がりになってしまいます。
眉毛の存在感が強くなり、野暮ったい印象になってしまうのです。
眉頭から眉尻にかけてグラデーションになるようにイメージすることが大切です。
先ほど紹介した「ふんわりグラデーション」メイクは、眉マスカラを2色使用しています。
トーンの違うアイテムを使用するのも一つの手段でしょう。
書き始めは眉山から
眉毛を書き始める時は、眉山から書き始めることがポイントです。
眉頭は薄く、眉尻は濃くするためには、眉山や眉尻を先に書くことで、全体のバランスを調整しやすくなります。
加えて、眉頭は太く、眉尻は細くなるように意識しましょう。
太さを調整することでメリハリのある印象に仕上がります。
眉毛が書けないのは皮膚の問題?
眉毛がなかなか上手く書けないのはどうしてでしょうか?考えられる原因を確認していきましょう。
皮膚がベタついている
眉毛が上手く書けない方は、皮膚がベタついているかもしれません。
皮膚がベタベタな状態だと、アイブロウペンシルやアイブロウパウダーが乗りづらくなります。
特にオイリー肌の方は、メイクをする前にティッシュなどで皮脂を拭き取ることが大切です。
また、肌のベタつきを改善するために、普段のスキンケアを徹底するとよいでしょう。
保湿ケアを行って皮脂が過剰に分泌しないように、改善を目指しましょう。
汚れたブラシを使っている
汚れたブラシを使っている場合、眉毛が上手く書けない可能性があります。
ブラシを毎日使用していると、皮脂や汗、ホコリなどによって汚れてしまいます。
そうなると、ブラシにパウダーが乗りづらくなっていますし、毛並みが乱れやすくなるのです。
さらに、菌が繁殖するとニキビなどの原因となり、肌トラブルにつながります。
無添加の石鹸などを使用して、1ヶ月に1回程度は洗浄するようにしましょう。
毛流れに合わせて書いていない
毛流れに合わせて書けていないと、眉毛がボサボサに見えてしまいます。
まずブラシなどを使って毛並みを揃えることが大切です。
アイブロウペンシルで眉毛を書き足す際は、毛並みにあわせて1本1本書くことを意識しましょう。
毛並みが乱れやすい人は、最後に眉マスカラやアイブロウジェルなどで固定することをおすすめします。
まとめ
今回の記事では、眉頭がなかなか上手く書けないという方に向けて、眉メイクが上手く書けない原因や眉頭の書き方を紹介しました。
眉頭は眉メイクの中でも重要なポイントです。
眉頭が濃すぎると不自然な印象を与えてしまいます。
眉頭を書く際は、アイブロウペンシルではなくアイブロウパウダーで少しずつ足していくことが大切です。
グラデーションを意識して、眉尻にかけて濃くなるように意識しましょう。
また、眉毛がうまく書けず、悩んでいる方には、アートメイクを視野に入れてみることをおすすめします。
エムビューティークリニックでは、経験豊富なスタッフが一人ひとりに合わせた眉毛のデザインを提案します。
アートメイクの持続期間は約1〜3年であるため、毎日眉毛を書いたり、整えたりする必要がなくなります。
ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。